退院してから、原因不明の腕の痺れと痛みのため、なかなか更新が出来ずに居ましたが、今日は頑張って更新してみようと思います。
医療事務の授業は、とにかく電卓操作に慣れることと、いかに算定できる点数を間違えないかです。
一般事務などの経験の方だと、殆どM+やM-なんて触れることも無いと思います。
私が実際にそうでした。
介護保険課勤務の時も、某委員会で統計事務を担当していた時も、ハッキリってメモリー機能なんて必要なかったので、授業中に何度
(これってM+してから掛けるんだっけ??)
と混乱したやら分かりません。
電卓は高級なものを使う必要はありません。
ハッキリ言って、メモリー機能があってある程度の大きさ(手のひらくらいが一番使い易いと思います)であればどんなものでも同じです。
ご自分が使い慣れている電卓があればそれを使うといいと思います。
職業訓練校によっては、学校が売り出している専用電卓を使う人も居ますが、あってもなくても変わりません。
ボタン一つで薬価が出たりするくらいだったような・・・?
ハッキリいって、あのボタンがあるばかりに混乱している人がクラスに複数人居ました。
検定間際になっても、そのボタンの意味を理解していなくて、何度も
「計算合わないよー」
と嘆いている人も居ましたし・・・。
医療事務の授業内容の理解度の低い人が、検定間際に慌てて電卓を専用のものにして余計に大パニックに陥っているという最悪の状況を招いている人も居ました。
自信がなければ最初から買ったほうがいいです。
授業はとにかく反復する。
今日やったことは必ず家に帰ってからもう一度復習する。
最初は簡単な問題ばかりですが、レセプト点検が出てきたときに、必ず
(あー、これ何だっけ?何ページだっけ?)
となります。
復習してページを確認しておくことで、後々検索しても素早くページを探せますし、自分自身が楽になります。
厳しい一言かもしれませんが、合格できなかった人たちの特徴は
・点数算定できる・できないをどこのページに書いてあるか覚えてない
→テキストに貼ったインデックスを生かしてください
・理解していない者同士で固まって、間違いを教えあいっこしている
→合格する気があるなら、先生か理解度の高い人に聞きましょう
・ムダにマーカーで線を引いて何処が大事か分からない
→本当に大事な所は先生が言ってくれます
・何だかんだ言い訳をして、レセプト点検の練習をしていない
→職業訓練で選ばれた人なんだから、寝る時間削ってください
・とにかくムダ口が多い・集中力が無い
→年齢のせいにしていた人が多かったですが、やる気の問題です
職業訓練の目的が一体何なのかを考えれば、上記のような人たちが何で訓練に合格したんだろう?と不思議に思います。
検定に合格しないと、医療事務の仕事に就けないということを理解していれば、死に物狂いで頑張れるはずです。
「私には子供が居て、家族がいて、家のこともしないといけないから」
と言い訳する人も何人かいました。
けれど、その人たちが訓練の最初に言ったのは
「子供のためにも外で働きたい。資格が欲しい」
でした。
なら、やれといいたい。
子供さんが小さいから。
家のこともしないといけないから。
言い訳でしかありません。
同じ条件で合格している人は世の中に腐るほど居ます。
はっきり言って、訓練に合格できなくて実費で医療事務講座を受けている人だって沢山いるんですから。
言い訳するくらいなら、最初から訓練を受けないで欲しい。
アナタ1人のために泣いた人が居るんですから。
これから訓練を受ける人で、小さなお子さんがいる、家庭がある方が居たら、今一度考えてください。
職業訓練を受けるのは簡単なことではありません。
昼間に勉強して夜は家のことをすればいいんだしなんて簡単なものじゃありません。
昼間に勉強して、夜はその復習をせねばなりません。
土日なんて関係ない。
子供さんが遊んで!と言っても、自分の理解度が低ければ復習の時間に充てねばなりません。
家事・子育て・勉強の両立は本当に大変です。
けれど、世の中には家事・子育て・仕事を両立しているお母さんは沢山居ます。
医療事務は介護事務に比らべ、格段に難しいです。
「家事や子育てに追われて復習するヒマがないから」というのは言い訳にもなりません。
それを言い訳にする人は最初から訓練を受ける資格がありません。
ハッキリいいます。
訓練が始まったら言い訳をしない。
医療事務の授業でとにかく言い訳をする人が多かったので、厳しい言葉を並べましたが、職業訓練の授業で取れる資格を全て1度で取って欲しいと思うからこその言葉です。
ハッキリ言って介護事務も医療事務の検定も安くありません。
一度で合格しなくてもウチはお金があるからっていうのならいいですが、訓練を受ける人は金銭的に余裕が無いから受けているはずです。
一度で合格するんだ!という信念を持って授業に取り組んで欲しいです。