大変ご無沙汰しております。

今年のカルガリーの冬は気温も低く、雪も大変多く、春なんてまだまだ先の話です。

去年パパが転職しました。以前からボランティアしていた動物保護団体にめでたく正社員として採用され、安い給料で、毎日長時間動物の為に一生懸命働いています。

家ではわんこ3匹プラス里子の4匹でわいわい生活しています。

今預かっている里子は柴、コーギーのミックス(推定)でくろちゃんに似ています。名前はディーゼル(日本名くろ子)です。来週にはお嫁に行けそうです。


今年の9月、日本から姉が2週間遊びに来る予定でした。一緒にディズニークルーズに行く予定でした。バンクーバーに行ってサンディエゴに行って、野球観て、美味しいもの食べて、最高の2週間になる予定でした。

なのに。

姉は子宮体がんと診断され、来月から抗がん剤治療が始まります。

姉も私も子供ができなかったので、年を取った今は、自分達の稼いだお金で年に一度は一緒に旅行して、これからもっともっと人生を楽しむ予定でした。

私たちが育った家庭環境は最悪で、それでも頑張れたのは姉、弟がいたから。大人になった今もとても大事な存在です。

海外に暮らしていても、LINE様のおかげで毎日会話ができます。

ショックで悲しくて、気が狂いそうでした。姉が前向きなのに、私が泣いてばかりではダメだとわかっているのですが、離れているからなおさら心配です。

仕事に行っても頭から離れません。幸い単独のオフィスなので泣いても誰にも見られません。

そんな私を見かねて、パパと社長が日本に行ってきなよ、と言ってくれました。

有給もあるし、今は飛行機が安い。5月に1週間だけ帰ることにしました。

短いので宮城の実家には帰れませんが、母と弟一家が東京まで会いに来てくれることになりました。

ちょっとしたリユニオンです。うれしいな。

治療が完了してPETスキャンの結果がでるまでは安心できません。

大大大好きな姉の完治を願うしかありません。