ばあさんがそ氏のためにクリスマスツリーを買ってくれると言った。
家が広くなったら飾りたいなぁなんて思っていたから、
そ氏はさておき、「わーい」と喜んだ私だった……。

その日の晩、ツリーの件をエグさんに伝えると、
「ツリー？んなもん、いらんやろ」と、ぴしゃり。
その理由のひとつに、クリスマスが終わっても私がツリーを
出しっぱなしにしていそうだからダメなんだと。

「ばあさんちに飾れば？」だと……。

でもね、私はしつこい性格(笑)。
ほしいと思ったモノは、絶対にほしい！
朝晩朝晩、熱心にプレゼンした。
私が小さいころ、家にツリーがあって、毎年１２月がとても楽しみだったこと。
そ氏にもその気持ち、味わわせてあげたいってこと。
ねぇ。いいでしょ？クリスマスツリー飾っても！
しつこい嫁に根負けしたんでしょうね(悪顔)。
「オレはなにひとつ触らへん」という約束のもと、
ソッコーで買った(笑)。

われながら、そういう仕事はめちゃくちゃ早い。

ていうか、プレゼンしながら平行して、ずーっとツリー、物色していた。

うちに飾るなら絶対これ！決めていた(笑)。

トリセツはたったこれだけ。
最近のツリー、よくできているな！

飾る場所は、東の窓際。
エグさんがいないとき、メジャー片手にバッチリ計っていた。

この日の晩、スポンサーであるばあさんを招いて、
スパークリングぐびぐびしながら、
みんなでツリーの飾り付けをする約束をしていた。
１から組み立てたら大変そうだから、ある程度私が準備しようと思った。
そのために、前日遅くまでいろいろ励んだのだ。

３つの部品＋α、繋げるだけであっという間に出来上がった。
枝葉は、ジブンで広げて形作っていく。

ソファの足を乗せる台(オットマンとも言う笑)の、クッションを取り払い、
そこにツリーを乗せた。

なぜならお掃除ロボがくっちゃくちゃにしないためだ。
そんなこともすべて密かに計算していた(笑)。

そして収納好きな私。

ちゃんとツリーをしまう袋も今回購入した。
おい、豊、噛むでない(汗)。

さて、ツリーは無事設置できた。
お次は「オーナメント」と呼ばれる飾りだ。
こちらもものすごく悩んだ。
小田急線に揺られてエステに向かっている間、
ヨガで瞑想のポーズをしながら、
眠りにつきながら、
とにかくあらゆる場面で、いろんなシミュレーションをしてみた。

結果、シンプルに「単色」にしよう！と思った。
ＬＥＤライトもなんも付けずに、赤いボールのみ。
サイズだけ大中小３種類用意して。

ボールにヒモを付ける作業が一番大変だった……。

７４個のボールに、か細いヒモを一生懸命取り付けた。
内職気分で。
↑タイマーセット撮影です(笑)。

タレントなんだけど、しっかりキャスターを務めるＮＥＷＳの
小山慶一郎くんに癒されながら……。

豊ちゃんはいつも困った顔をしているね。
居場所がなくてウロウロガール。
思い出したように、イタズラをかましながら……。

というわけで完成！

大きいボールだけ取り付けておいた。
そ氏とばあさんは、隙間を埋めるように、
中小のボールを仲良く飾ってもらいましょうか！

ばあさんを招いての夕飯は、なんとなくクリスマスっぽいメニューに。
・グリルチキン（國井さんちのローズマリー）
・ジャーマンポテト
・いろいろトッピン具したコールスロー
・カブと挽肉のトマトスープ

お先に食べ終わったそ氏を黙らせるために(言い方悪い)、
大好きなお絵描きセット、あてがった。

ほんと、あなたたち、仲いいよね。

ねぇ、そ氏、何描いてるの？

「ういうあううい！」

不明瞭な発音で、一生懸命クリスマスツリーと言っていた(笑）。

幸せな風景。
ばあさん、買ってくれてありがとう。

と、そこに

お父ちゃんが仕事からご帰宅！

「おあえい(お帰り)」
「ただいま」

エグさんは想像以上のツリーの大きさにビビっていた。
へへん、買ってもらったモン勝ちだ(悪顔)。

ばあさんとそ氏、仲良く入浴後、いよいよ残りの飾り付け開始。

意外にもばあさんが、夢中になっていた。
（そ氏はスグ飽きていた……汗）。

さて１ヶ月強、楽しませていただきます。

粘り勝ち