妄想ストーリー☆ジェジュン&チャンミン編2 第31話~衝撃~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ジェジュン&チャンミン編2 第31話~衝撃~


妄想ストーリー☆JJ&チャミ編2
第31話です☆


コメントいつもありがとう!
返信遅くてミアネヨうああん




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―何処かで自惚れていた、
期待していた。





花音から、こうして俺に
連絡が来たということは、

チャンミンが別れを承諾し、
全ては綺麗に収まったのだと。





これから、俺と花音の2人の時間を
取り戻せるのだ、と―・・









呼び出されたのは距離的に
そう遠くない夜の公園。

そこまで来るのなら、
何故、俺の部屋まで
来ないのかと
ふいに疑問に思ったが、

彼女と逢える喜びの前では、
そんな些細なことなど
どうでも良かった。


公園の駐車場、
停まった俺の車を見つけ、
花音が助手席に乗り込む。



「―ごめん、待った?」


「ううん、私も今来たところだから。」


月明かりのせいだろうか、
その顔色はどこか俺の目には
悪く映る。

そんな彼女の頬に
軽く触れ。



「ちゃんとご飯は食べたか?」


「・・うん。ここに来る前に少しだ―」





待ちきれない挨拶代わりの
軽いキスを彼女に重ねる。



「・・・唇が冷たいよ。」

本当に具合、悪くない?


心配して聞く俺の顔を、
彼女はようやく見つめて。

―何故か、ポロポロと大粒の涙を
静かに零した。



「―どうした花音?・・何故、泣く―」


その口から
しばらく答えは出てこず、

ただ泣くばかりの花音。



「・・・どうした?どうしたんだ花音?」

―チャンミンに何か、
言われたのか?

絶対、別れないって?


花音が俺の前で泣く理由は
それしか考えられず、

徐々に泣きじゃくってくる彼女を
なだめるように言った。



「―花音。いいんだよ花音、急がなくて?」

俺は待つって言っただろう?

あいつとケジメをつけると言った君を、
俺はいつまでも待てるから―



「・・・ち・がうの・・っジェジュン・・っ。
そうじゃないの―・・・っ」



激しく泣きじゃくりながら
彼女は話し出すも、
何か躊躇している様子で。



「―花音?」


「・・・ダメ・・っ
やっぱり、言えない・・・!」



彼女はそう言って
車を飛び出した。



「花音・・・!!」


無論、そんな彼女を
俺は追い、
公園も出きらないうちに
その腕を捕らえた。


―どうしたんだ。

何があったと言うんだ、花音―



「花音・・・?」


―何をそんなに悲しむの。

大丈夫だから、
ちゃんと俺に話して?





今更、俺に言えないことなんて
何もないだろう、花音―


まだ、泣き続ける彼女を、
俺はこの腕にギュッと抱き締めた。



「―ほら、こうすると安心だろ?」

落ち着くまで待つから、
それまで泣いていいよ―


抱き締める俺の背中を、
ギュッと掴む花音。


「・・・私に、そんな資格なんて、
―ないのに、・・ジェジュン・・・っ」



・・・ごめん、ごめんねジェジュン。
ごめんなさい―・・



「・・・・?」


・・・私、貴方の元には行けないの。

チャンミンとはやっぱり、
別れられないの―



「・・・花音、チャンミンのせい?」

あいつがまだ無理に
君を引き止めてるのなら、俺が―


「―違うわ、ジェジュン・・!」

・・・全て私の意志なのよ、ジェジュン。


「・・・私。―私ね。」

・・・チャンミンの。

彼との子供が出来たの―・・




(つづく・・)