妄想ストーリー☆ユチョン編5 第26話~彼の思惑~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ユチョン編5 第26話~彼の思惑~


妄想ストーリー☆ユチョン編5
第26話です☆


だいぶお待たせしておりまして~苦笑

書けない・・・
書く余裕が心にないのよ~汗

やっと書けるかなって余裕が出来ても
すっごい眠くなってさうへー

しかし終わりは見えてきたじぇ~~きらきら

さほど凝ったお話じゃないのに、
すっごい時間かかったねww



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇






「・・・お前が好きなんだ。
好きなんだよスヨン―・・・!!」



―そう告げられて、
強く抱き締められた
ユチョンの腕の中。





1度は諦めた私の想いが、
また熱く心をたぎらせる。


・・・本当に?

本当なの、ユチョン・・・?

私のことなんて、
貴方にはただの
遊び相手じゃなかったの―・・





・・・暖かな彼の腕に抱かれ―

私はあの日の、
ジェジュンの不可解な行動の意味を、
今やっと理解することが出来た―





ジェジュン・・・

きっとこうなるって、
貴方にはすでにわかっていたのね―・・












「―ジェジュン、ここは・・・?」


ジェジュンの車に乗り、
辿り着いたその先は
高級マンションの地下駐車場。



「―俺の住むマンションだよ、スヨン。」

ここに1人で
暮らしているんだ、俺―


顔を合わせて話をしようと言っても、
まさか彼の自宅に案内されるとは
私は思ってもいなかった。

―ジェジュンを警戒しているわけでも、
疑っているわけでもない。

だけど、やっぱり
プライベートの部屋に、
2人きりで上がれるはずもなく。



「・・・ジェジュン、部屋に入るのはちょっと―」


躊躇して困惑した顔をする私を、
ジェジュンはどこか人事のように。





何かを気にして、
辺りを見回している。


「・・・ジェジュン?」


その視線が
何かを捕らえたのか、
彼はニヤリと笑い、



「―大丈夫だよ、スヨン。」


部屋にまでは入らないから。
1階のロビーで話をしよう―


そう言って車を降りて、
私の乗る助手席の扉を開ける。

この時点で私はまだ、
彼の思惑を知ることもなく。



「さあ降りて、スヨン。」

ここは有名人が多く住むし、
セキュリティはバッチリだよ。

ロビーで話していても、
誰も気に止めないよ―


ジェジュンの優しい微笑みに、
私の警戒心も薄れていった。



「俺しか知らない、
ユチョンの話でもしてあげようか?」



ジェジュンの話してくれる
メンバーの笑い話を
楽しく聞きながら、

マンションのエントランスへと
入っていったー













―彼女を、俺のマンションまで
連れてきて。


だが、まだ駐車場に停めた
車の中から、降りはしない。

・・・きっと、
たぶん間違いなく来るであろう、
あいつの姿を目にするまでは―




(・・・・来たな―)


思惑通りに訪れた、
遠くからでもわかる
見慣れたユチョンの車。


―やっぱりここまで
追いかけてきたのかユチョン、
俺の車に乗った、彼女のことを?





俺はまだ半信半疑だった。

ユチョンにとってスヨンが、
ただの遊び相手じゃないのでは、と、
彼を良く知る俺だからこそ
気づいたことなのだろうか?





撮影現場に車を停めて
彼女と話す俺達の姿を遠目に、

まるで絶望したような表情で
見つめていたユチョンを
この目にするまでは。





ユチョンにとって、
軽い一夜の相手にするつもりの
女性だと、まだ俺は思っていて―





・・・だけど、きっと違う。

彼女が、俺と一緒に居ると
知っていて、
飲みの誘いにと
電話を掛けてきたユチョン。


先約があると断る俺に、
彼はどこかしら焦った声で。




“・・・先約って誰と?”

誰となんだよ、ジェジュン?





知らぬフリをして、
嘘をついたユチョン―

・・・そうか、ユチョンお前―




(・・・彼女のこと、本気で―)


そうとわかれば、
これほど馬鹿らしいことはない。

お前の目を覚まさせる為に、
わざわざここまで
彼女を連れてきたんだ。





わざとお前に見られるタイミングで
彼女と2人、車を降りて、
マンションのエントランスへ足を運んだ。

嫉妬に突き動かされ、
これで何も行動に
出なかったら―

お前はそれまでの男ってことだろ、
ユチョン?


(つづく・・)

次回アメ限行くような行かないようなwww