妄想ストーリー☆ユチョン編5 第21話~ジェジュンの嘘~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ユチョン編5 第21話~ジェジュンの嘘~


妄想ストーリー☆ユチョン編5
第21話です☆


今日は台風接近で強風吹いております風

でも熊本はそれたので、
大雨は回避出来てます!

夏季連休に突入しましたが、
お盆は私の嫌いな季節です苦笑

こっちもあっちもお客来るからね・・・顔に縦線

てなわけでまた更新
STOPすると思いま~す苦笑



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撮影現場から、街中へと
走り去るその車。




(―スヨン・・・!?)


俺が目にしたものは確かに、
ジェジュンの車に乗り込んだ
彼女の姿―





―え?・・どういうことだよ??

何故、彼女がジェジュンと?





若干混乱する頭の中に、
よぎる一抹の不安。




“お前の狙ってるスタッフってどの子?”

誰か教えろよ―





・・・俺はそれが彼女だと、
ジェジュンに教えたことなどない。

なのに、何故・・・?
ただの偶然なのか?

この深夜の時間、
何故2人きりで―





騒ぐ心が、慌てるように
携帯の番号を俺に押させた。

―運転中だろうが、
ハンズフリーに切り替えて
彼なら電話に出るはずだ。




(・・・ジェジュン、どういうつもりだよ―)


案の定、ジェジュンはすぐに
電話に出た。

気を落ち着かせて、
俺はゆっくりとした口調で彼に問う。


「―あ、ジェジュン?俺。」

「―おう、どした?」



「撮影が終わってさ、
ちょっと一緒に飲まないかと思って。」


・・・今、どこにいるんだ?
ジェジュンは―


「・・・ああ、悪い、今日は先約があって。」

飲むのは今度にしよう―



「・・・先約って、誰と?」

―俺の知ってる人?


そう聞きながら、
思わず、ごくりと唾を飲み込む。


「・・・いや、地元の友人とだよ。
悪いな、また電話するから―」



・・・そう言って、ジェジュンの方から
電話は切れた。





・・・ジェジュンが、嘘を付いた。

この俺に―


彼のその対応から、
答えはもうわかりきっていた。

・・・ジェジュンは知っているんだ。





彼女がスヨンで、
俺の言ってた相手だってことを―・・












「―電話、いいの?」


なんだか慌てて
電話を切ったように私は思えて、
そうジェジュンに聞いた。



「―うん、平気だよ。」


そう一言だけ告げると、
彼は携帯の電源を切った。



「こんな仕事をしていると、
深夜だろうが関係なく掛かってくるからね。」


邪魔されたくない時は
電源を切るのが1番いいよ―


言いながらも、車は
目的地へと到着して。



「―着いたよ、スヨン。」


そこは大きなビルの、
地下駐車場。



「―ここは・・・?」



「ここ?・・俺のマンションだよ―」


(つづく・・)