妄想ストーリー☆ジェジュン編4 第38話~突然の訪問~
妄想ストーリー☆ジェジュン編4
第38話です☆
あと4~5話といったところかな
ここまで来ると、もう安心だね~
今日は母の日~
お客さんがまた来るので、
その前に書き上げたぞ
早く帰ってくれますようにwww
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
“話なら、明日にしてくれる?
・・今夜は帰れないから―”
・・今夜は、帰れない―
それは無論、
恋人であるチャンミンと
1夜を共にするという意味で。
俺の勝手な思惑は、
その冷たい電話で
無残にも消え去った。
・・・そうだよな、今更―
今更、姉さんに
好きだと告げたって・・・
幾度も肌を重ねたとは言え、
俺は姉さんに1度も本音を
伝えたことはなく。
伝えたところで、
年下は恋愛対象外だと
言われるのがオチだと思っていた。
自分に自信がないくせに、
姉さんの前では強がって、
わざと、他の女とデートしたりして―
―なのに、なんだよ。
年下は嫌いだと言ったくせに、
なんで?
歳なんて気にしないほど、
チャンミンのことが好きなのか?
自分自身がふがいないと
知っていながらも、
姉さんに対して
俺は理不尽な
怒りすら覚えてしまう。
一方的に切られた携帯を
ただぼんやりと見つめて、
時間は過ぎ行くばかり―
本当に相手にされないって言うのは、
きっとこういうことを
言うんだろうな・・・
話なら明日にしてって言ったけど、
明日になればまた、
別の理由で
俺を避けるんだろ、姉さん―・・
「はあ・・・・」
せっかくの休日が、
無駄に過ぎていく。
―もう、遊ぶ女も全て切ったし、
誘いの電話すら、鳴らない。
(車で走りにでも行くかな・・・)
ドライブでもして気を晴らそうと、
俺はベッドから身を起こし、
上着を羽織って、
車のキーを手にした。
その時―
玄関からドタドタと、
階段を急ぎ
駆け上がってくる足音。
ノックもせず、
いきなり部屋のドアを
開けたのは―
「・・・姉さん?」
息を切らして
怖い表情で俺を睨む、
姉さんだった。
「何だよ、ノックもしないで―」
驚き戸惑う俺に、
姉さんは―
「―っ!!」
部屋のドアをバタリと閉め、
急にキスを重ねてきた―
(つづく・・)