妄想ストーリー☆ジェジュン編4 第34話~こじれる想い~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ジェジュン編4 第34話~こじれる想い~


妄想ストーリー☆ジェジュン編4
第34話です☆

皆様、アンニョンハート

お元気ですか?
私も元気で頑張っておりますよ~

悲しい事も嬉しい事も、
日々は交互に訪れて、

それでも生きている私達は、
前を向いてしっかりと人生を楽しんで
進むべきですね。

もうすぐ連休です。

それまでお仕事もまた少し忙しくなりますが、
休む時はきっちり休むよ!

皆様もご健康に日々を楽しくね~~にへ




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇






「ジェ、ジュン・・っ!」


強引に連れ込まれた
彼の部屋の中、

なだれ込むベッドの上で、
その肌をあらわにする。


「ジェジュン・・っ、離して・・よ・・・っ」


そう抗う言葉を口にしながらも、
中に滑り込んでくる
ジェジュンのしなやかな指使いに、

不本意ながらも、
私は本気で力を出す事が出来ない。





・・・何度も何度も、こうして
このベッドで、彼に抱かれた。

その度に、何度も何度も。

不埒なこの想いに嫌気が差し、
彼を諦めようとした―





・・・今では私にも、
ちゃんとした恋人が
居るというのに。





ジェジュンの気まぐれでまた、
こうしてこんな関係を
繰り返すの―?



「ん、ん・・・・っ」


―ジェジュンのキスは、
どこまでも甘く。

思考を溶かすその甘美な味が、
私をダメにする。

きっと彼は、子供のように
拗ねているだけなんだ。





遊び飽きた玩具を
誰か他の子に取られて、

それは自分の物だと
ただ、惜しくなっただけなんだ―





・・・そして取り返したとしても、また。

やっぱりつまらない物だったと、
またきっと手放すの。


―私達、1度でも恋人に
なったわけでもないのにね?

・・・ジェジュン。

アンタに告白して、
私は振られるのが怖かった。





気まずくなって、
会えなくなるくらいなら。

ずっとこのまま幼馴染じみで
居たかったの。





だけど、もう―・・

ジェジュン、
もう私、・・・アンタに言うね。


その後に、
私に返ってくる言葉は
わかってる。




“姉さん。・・・冗談だろ―”


そして、それでもう、
終わりになることも、
わかってる・・・


終わりにしよう、ジェジュン。

私達のこんな関係を―





本当なら、
想いを実らせる為の告白を。

私は離れる為に、
アンタに言うわ―・・



「・・・ジェジュン―。・・・好き―」


―本当はずっと前から。

アンタのことが、
私は好きだったの―・・


















俺の強引な誘惑に、
姉さんは拒否の
言葉を発しながらも、

俺の愛撫に
身体は応えていく。





・・・姉さん、
きっとお情けのつもりだろ?

恋人が居ても今更、
お互い充分に知り合っている
その身体。

俺に抱かれながらもきっと、
年下の俺を軽くあしらうように、

仕方なく、
俺に抱かれてやってるんだろ―





・・・こんな関係、
終わりにしたいよ、俺だって。

もう、幼馴染じみの域を越えて、
1人の男としてだけ
俺を見て欲しいんだ。





―だけどわかってる。

俺が本気で好きだと言ったら、
きっと姉さんは困るだろ?




“冗談はやめてよね、ジェジュン―”


そういう時だけ大人な余裕で、
きっと俺を軽くあしらうんだ。





―いつまでも俺は、子供のまま。

小さな時から知っている、
ただの幼馴染じみの
男の子のまま―





・・・告白したら、きっと、
もう姉さんとは
会えなくなるのかも知れない。

だけど、もう―・・


他の誰かの腕に抱かれて
喘ぐその声を、
俺は頭の中から消したいんだ―





それが叶わぬ想いであっても。

振られるってわかっていても―


組み敷くベッドの中で、
俺は言う。



「姉さん、・・・好きだよ。」


本当は俺、姉さんのこと、
ずっと前から好きだった。

年下だからとずっと
気持ちを抑えていたけど―



「あんな年下の奴となんか、
別れてくれよ、姉さん―・・」



(つづく・・)