妄想ストーリー☆ジェジュン編4 第32話~黙って来なよ~
妄想ストーリー☆ジェジュン編4
第32話です☆
久しぶりに続きを書きました~
ちょっとどこまでか忘れてて
読み返したわ
短いですけどね!
ジェジュンの嫉妬の嵐だな
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「・・・あの彼氏じゃなくても―」
結局、
誰でもいいんだろ、姉さんは―
・・・彼女に酷いことを言っていると、
俺は自分でもわかっていた。
だけど、今日中に連絡をしてと伝えた
俺との約束の時間はとうに過ぎ、
―今の今まで、
あの男と一緒に
居たのかと、思うと―・・
重ねるキスでさえ、
唇を噛むように
わざと傷つけてしまいたくなる。
・・・あいつと寝たんだろ、姉さん?
時間を忘れるほどに、
俺と比べて、そんなに良かった?
聞けない言葉の代わりに、
掴む腕の力をグッと増す。
「―ジェジュン・・っ、やめてよ・・!」
強引なキスを拒む彼女の、
本当の心など知らぬまま。
嫌がるその態度が逆に、
俺を意固地にさせて。
―素直に伝えるはずだった本音すら、
意地悪に隠してしまう―
「ジェジュン・・!離して・・!」
俺は、抗う姉さんの
腕を掴んだまま、
「―黙って来なよ、姉さん。」
今更、嫌がる相手じゃないだろ―
「ジェジュン・・っ!?」
まるでさらうように姉さんを、
自分の部屋へと連れ込んだ―
(つづく・・)