妄想ストーリー☆ジェジュン編4 第28話~余韻と嫉妬~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ジェジュン編4 第28話~余韻と嫉妬~


妄想ストーリー☆ジェジュン編4
第28話です☆

今まさに、寒の戻りですね~sei
寒い~嫌

天気もこちら悪いので、
今日は大人しくしておきます。

明日は地区の運動会に
出なければならぬ・・・うへー

田舎ってヤダ顔に縦線


それではジェジュン編ハート

チャンミンとのアメ限は
ズバリありますww

も少し後で~笑ううふふ



◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇





―火照った肌に、
ぬるめのシャワーのお湯が
心地良く馴染む。





・・・チャンミンと重ねた
肌の感触が、
まだ私の肌に余韻として残り、

本来なら恋人として悦びに
浸るはずが、

どこか言い切れない
罪悪感を、私は感じていた。





・・・何故、罪悪感なんて覚えるの。

私はチャンミンの彼女でしょ?





―だけどまだ、
心が身体に追いつかず、

ぼんやりと、
排水溝に吸い込まれていく
石鹸の泡を見つめていた―











「・・・誰ですか?」

彼女は今シャワー中で、
電話に出られなくて―





予期もせず電話に出た
その男の声に、
俺は一瞬、言葉を失った。

―だが、すぐにそいつが
恋人であるチャンミンだと認識する。



「・・・お前、姉さんの―」



「―ええ、もちろん恋人ですが?」

そうじゃないなら
彼女の電話に
出るわけないでしょう―


無粋な電話だとでも言いたげに
どこか挑戦的で、
敵対心を感じるその口調。

自分の彼女の携帯に掛かってきた
他の男からの電話だ、
それも無理ないのだろうが―



「貴方は誰なんです?」

彼女に何の用件で―



「・・・俺は、彼女の幼馴染じみだよ。」

―姉さんに用事があるんだ。

今日中でいいから、
後で電話をくれって
伝えておいて―



「・・・わかりました。」


返事をした途端、
一方的に切れたその電話。

その拒否感が、
否応無しに俺の脳裏に、

電話の向こうの彼等の情景を
思い浮かばせる。





姉さん―・・

―あいつと、寝たの・・・?





俺に見せたあの
妖艶な表情を、
彼にも見せたっていうのかよ―・・


これまで感じたこともない
強い嫉妬に、
俺は唇を噛み締めた・・・













・・・浴室から、
まだ彼女の浴びる
シャワーの音が聞こえてくる。





このひとときの間、
奥まで触れた彼女の
暖かい肌の余韻に
浸っていたかったが、

鳴り響く携帯電話の音に
それは破られた。





・・・いくら恋人とは言え、
他人の電話に出るなんて
悪いことだと僕にもわかっている。

だけど―





ジェジュンと言う表示名の
電話を取った瞬間、
その男の声の様子に
僕は直感した。

幼馴染じみと言うこの男が、
きっと明日香先輩を悩ませる
相手なのだ、と―・・


シャワー音が止み、
そろそろ彼女が
浴室から出てくる。





僕は、そのジェジュンからの
着信履歴を削除し、

元のテーブルに置かれた位置に
またそっと携帯を戻した―

(つづく・・)