妄想ストーリー☆ジェジュン編4 第12話~気づかぬ視線~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ジェジュン編4 第12話~気づかぬ視線~


妄想ストーリー☆ジェジュン編4
第12話です☆


もう1人はチャンミンでしたにへハート②

ユチョンとどっちにしようか
迷ったんだけど、
ユチョンは最近の写真が
良いのが少なくてww

でもチャンミンと決めたら、
この先のストーリーが
頭に浮かんできた~きゃ

基本、エロく楽しくです今回ww




◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




・・・なんで私は彼と
ここに居るんだろう。

映画館で肩を並べて、
何故だかチャンミンと2人。

会社でしか話したことがないのに、
この突然の出来事に、

彼は理由も聞かず
付き合ってくれている。





・・・確かチャンミンは、
そう、私より7つも
歳が離れているんだっけ。

5歳下のジェジュンには
恋をしているくせに、

彼と2歳違いのチャンミンは、
私の目にはとても恋愛対象の
男性としては映らない。





だからなのか、
こうして2人きりでも緊張もなく、
どこか気を抜いて
いられるのかもね―


・・・あれからジェジュンは
どこに行ったんだろう―





時間的に、
きっと食事をして、
お酒も飲んで。

・・・それから、
それから―・・




(―あ~もう・・!)


頭の中で勝手にその先を想像し、
それを打ち消すように
頭を振った。

・・・だけど、どうしても
気になってしまうよ。

他の女性を、
ジェジュンはどんな風に
抱くのかな―・・・





結局、観たかった
映画だったはずが、

ちっとも集中出来ずに
エンドロールを
迎えてしまった―









映画館を出て、
お茶を飲もうと2人
カフェに立ち寄った。



「―なかなか面白かったですね、先輩。」



「―うん、面白かったね~」


映画の内容はうろ覚えだなんて
とても言えず、
チャンミンの言葉に
曖昧に相槌を打つ。



「―あれだと続編出来そうですよね?」


「―うんうん。私もそう思う~」


我ながら情けない
返答ぶりではあるものの、

―思えばこうして
異性と映画を観て、
カフェでお茶を飲むなんて
いつ以来だろうかと、

この雰囲気を
楽しんでいる私が居た。





お店を出て、
帰り道が逆方向である
チャンミンとは、

近くのバス停で
別れることになった。


「今日は私の嘘に付き合ってくれて
ありがとうチャンミン。」


でも、意外と楽しかったわ―



「―先輩、“意外と”は余計でしょう?」

僕も案外、楽しかったですよ―



「“案外”は余計でしょ!」





―ほのぼのと笑い合う私達。

私に弟は居ないけど、
こういう弟なら
居てもいいかもなあ~・・
なんてふと、思ったりして。




「・・・先輩、僕―」



「―ん?」

―あ、バスが来た!


そのタイミングで
ちょうどバスが到着し、

私の前で扉が
プシューっと音を立てて開いた。



「じゃあチャンミン、また会社でね!」

今日は本当にありがとう―


走り出すバスの中から、
見送るチャンミンに手を振った―













今日はホント、
けっこう楽しかったな~


ただ映画を観て
お茶を飲んだだけだけど、

その初々しさが新鮮で、
私は充分満足していた。





・・・鼻歌交じりに自宅に
帰っていく私の姿を、

自分の部屋の窓から
ジェジュンは黙って
見つめているのだった―




(つづく・・)