妄想ストーリー☆ユチョン編 第18話~お前は俺を~
ユチョン編 第18話です☆
これから展開早い予感・・・
ホントかしらww
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“・・妹と一緒じゃないのか?”
ユノさんが、
そう僕に、電話を掛けてきた。
―昨日、気まずい空気のまま
僕は彼女を、1人帰して。
それからメールも出来ずに、
悶々とした
一夜を過ごした・・・
なのに君は、
家に帰っていない・・・?
君は、あれから家に
帰っていないって言うのか・・!?
僕は、何故かすぐに―
あの、ユチョンの顔を
思い出した。
―どこか挑戦的に。
彼女の肩を抱いて、
俺を見る彼の顔を・・・。
めぐちゃん・・・。
僕を拒んだ、
君の心には。。
・・・もしかして、彼が―
彼が、いるの・・・?
その彼と、
一夜を共にしたと言うのか・・・?
僕と別れたその足で。
僕の想いも知らぬまま―・・
・
・
・
「めぐ―。俺な・・・」
そっと、彼女の両肩を掴み、
とまどうその顔を
覗きこむ。
少し開いたその唇を
見つめながら、
「俺―・・、お前が。。」
お前が好きみたいだ―。
「え・・・?」
俺の突然の告白に。
その大きな瞳を、更に大きくして、
きょとんとする彼女に。
俺は、お前が好きだって、
今、言ってるんだよ、めぐ―
「・・え・・・!?」
それでもまだ、
何も言えずに、
ただびっくりしたその表情を
俺に向ける。
「めぐ。。」
そんなめぐに、
俺はそっとその頬に触れると、
その淡い唇に
優しくキスをした。。
「んっ・・・・!」
・・・めぐの唇から一旦離れて。
「―好きだ。お前が・・・」
頬に、額にと、キスを繰り返す。
―すると。
めぐは、俺の肩を、
その腕で
強く突き放した―
「・・・めぐ・・っ?」
切ない表情で俺を見つめる
その瞳には。
一筋の涙が―。。
どうして今さら―?
・・一度、私を振ったじゃない。
子供のくせにって
酷いことを言って。
私がどんなに傷ついたか
知ってるの?
どんな想いで
貴方を忘れようとしたか―・・
知ってるの・・!?
「めぐ・・・。」
なのに、
なのにどうして今になって・・・
私には、今は
恋人だっているのに―
「めぐ・・・!」
俺は、泣く彼女の肩を
再度グッと掴んだ。
「じゃあ、お前はどうして―」
どうして彼を、
拒んだんだ?
・・・恋人だと言った彼の。
チャンミンの、
お前を求めるその腕を。
どうして拒んだんだ―?
「それは・・っ」
「―好きだから、だろ?」
めぐ、お前は、
俺の前で・・・
その肌の全てを見せた・・。
どんな状況であれ、少なくとも
それを許せるほどには・・・
俺のことが、
好きだからだろ・・・?
「ユチョン・・・っ」
俺は、掴んだめぐの腕を
引き寄せると、
きつくその身体を抱き締めた。
めぐ―・・
もうお前は大人になった。
俺の心を奪うには、
充分すぎるほどに、
大人になったんだよ―
「・・ユチョン。。」
「めぐ・・・。言ってくれ。」
俺を好きだと、言ってくれ。
どうか。。
どうか、その唇で―
「ユ・・・っ」
・・俺の重ねるこのキスに。
疼くものがあるのなら。
お前は俺を、好きなんだ―・・
(つづく・・)