妄想ストーリー☆ユチョン編 第7話~嫉妬~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ユチョン編 第7話~嫉妬~

ユチョン編 第7話です☆


雨~雨~雨~かさ


嫌よねえ・・・汗


またDVDでも観るか~音符


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇





のでの☆晴れ時々東方神起☆


“私の恋人よ―・・”


そう言って、俺の手を離した

彼女の後姿を、


俺はただ、

黙って見つめるしかなかった。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

・・・もう君は大人で。


誰もが振り向くほどに、

素敵な女性になった。


―恋人がいるであろうと、


容易に予想できたはずなのに、


何故、俺は

思いもしなかったのか―・・


のでの☆晴れ時々東方神起☆

・・・心のどこかで。


“貴方の彼女になりたい―・・”


そう言った幼い彼女を。


今もまだ、


どこかで彼女は、

俺に気があるかもと、


思う自分がいたからかもしれない。



のでの☆晴れ時々東方神起☆


俺はこの時初めて・・・


あの日の幼い彼女の言葉を。


無視した自分に、

腹が立った―



・・・この俺が。


誰かに嫉妬するなんて。



―めぐ・・・。


俺は自分で思っていたよりも、


お前のことが

好きになっているみたいだ・・・


のでの☆晴れ時々東方神起☆

めぐの名を呼んだ、

あの彼の顔を思い出し。


苛立つその感情に、

俺はキュッと唇を噛んだ―


のでの☆晴れ時々東方神起☆





チャンミンとの映画デートを終え、


終電が無くなる前にと

私は彼と別れ、

駅からそう遠くない家路へと

足を急がせた。



―家の玄関の前に。


誰かが立っているシルエットが、

遠くから私の目に移った。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

街灯の明かりの下、

スッとその姿を見せたのは―


「・・・ユチョン?」


どこか固い表情をして、

こちらを見つめる彼。


「・・何?帰ってなかったの?」


のでの☆晴れ時々東方神起☆

「・・・・。」


「お兄ちゃんを待ってるなら―

部屋に上がってればいいじゃない。」


のでの☆晴れ時々東方神起☆

そう言って、

黙るユチョンの横を

通り過ぎようとした。


「あっ!!」


そんな私の腕を、

彼が、グッとその胸に引き寄せた。


「めぐ。・・・お前を待ってたんだよ。」


俺は―


俺は、お前を待ってたんだよ・・・



そう言って、

いつもと違う真剣な眼差しで、

私を見つめる―


「ユチョン・・・っ?」



のでの☆晴れ時々東方神起☆

「めぐ、お前―・・あの彼と・・・」


一瞬、ユチョンの表情が、

切なくかげると、


そっとその手が、

私の頬に触れた―


のでの☆晴れ時々東方神起☆


・・そしてその指が。


とまどい、何も言えずにいる

私の唇に、


ゆっくりと触れる―



のでの☆晴れ時々東方神起☆


・・見つめるその瞳の奥に。


小さく映る自分の姿を―・・


吸いこまれるように、

ただ、私も見つめ返した。



―その時。




「・・何やってんだ?」


振り向いたその視線の先に。



のでの☆晴れ時々東方神起☆

険しい表情で立ちすくむ、

お兄ちゃんが、


ユノが、そこにいた―。


(つづく・・)