妄想ストーリー☆ユチョン編 第4話~痛む心~
ユチョン編 第4話です☆
ユチョンのサンクスメール見た?
もう、ジュンちゃんのTシャツ着ちゃって
可愛いんだから~ww
今回は、めぐの気持ちです
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
“ユノの妹の―めぐちゃん?”
ユチョン―・・
数年ぶりに
貴方と再会して。
私はその顔を見た瞬間に
・・・胸の痛みに、息が止まりそうになった。
![のでの☆晴れ時々東方神起☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/19/kunipapakikumama/8f/38/j/o0232016410595837776.jpg?caw=800)
幼いあの日の―
自分が。
まるで、
その場に戻ったかのように、
鮮明に蘇った。
![のでの☆晴れ時々東方神起☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/19/kunipapakikumama/6d/82/j/o0292023810595837777.jpg?caw=800)
“貴方の事なんて、忘れてたわ”
思わず私は、
覚えていないフリをして。
懐かしい貴方の顔を、
冷たく見つめた。
そうして私は、また思い出す―
あの時の、胸の痛みを。
まだ、15歳だった私に
ユチョンは言った。
何バカなこと、言ってんだよ”
あれから私は
たくさん泣いて―
まだ幼いながらも、
その恋に、一生懸命だった私は。
貴方を諦めるために、
もう側に、
近づくことさえ出来なくなって・・・
それから私は、
遠い高校へと進学が決まり、
これで忘れられると
自分なりの決意を固めながら、
この家から離れた。
切なく響く、胸の痛みを、
まだ覚えながらも。。
・・・忘れたはずだった。
忘れたつもりだった。
いつもユチョンが
家に遊びに来るたびに。
心ときめいていた自分を。
![のでの☆晴れ時々東方神起☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/19/kunipapakikumama/de/06/j/o0311022210595841572.jpg?caw=800)
「めぐちゃん、ちゃんと勉強してっか!」
そう言って頭をポンと叩く、
貴方のその優しい笑顔を―
忘れたはずだったのに。
なのに―
何故、また突然に
こうして再会するの?
お兄ちゃんの友達とは言え、
こんなふうに、
あの時と同じように、この家で―
・・・心の中がざわついている。
だけど―
だけど、私はもう、
あの頃の、
幼く泣いていた私じゃない。
・・・もう大人になったのよ。
![のでの☆晴れ時々東方神起☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/19/kunipapakikumama/3e/d4/j/o0200025010595845585.jpg?caw=800)
あれからちゃんと、恋愛もして、
・・・今は、恋人だっているわ。
いくらユチョンに再会したとは言え、
何も、心痛めることはない。
―なのに、何故・・
ユチョン、
貴方を見てると。
![のでの☆晴れ時々東方神起☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/19/kunipapakikumama/66/8d/j/o0314029810595849574.jpg?caw=800)
切なく心が揺らぐのだろう?
どうして貴方に、
優しく接する事が出来ないのだろう。
―わからないまま。
わからないまま・・
そうして―
ユチョンの突然の、そのキスに。
とまどいながらも、
胸が高鳴る自分がいた。
・・ごまかすように、
貴方の頬を叩いて。
![のでの☆晴れ時々東方神起☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20100616/21/kunipapakikumama/2a/30/j/o0239024310594536150.jpg?caw=800)
“誘ってるみたいだったから―”
・・・貴方のその一言に。
また、泣いていた幼い私が蘇る。
“・・・ユチョンのバカ―”
貴方は何も、
変わっていないのね―
![のでの☆晴れ時々東方神起☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/19/kunipapakikumama/31/fb/j/o0212017010595845584.jpg?caw=800)
部屋に戻って、頬につたう涙を
私は拭った。
―あんな奴の為に。
泣くことなんてないじゃない。
ただの気まぐれなキスに。
何の意味もないのだから・・・
その時、携帯の着信音が鳴った。
まだ付き合い始めてまもない、
私の彼からだ。
![のでの☆晴れ時々東方神起☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20100617/19/kunipapakikumama/13/21/j/o0376028510595849572.jpg?caw=800)
「・・・もしもし。」
「あ、もしもし?めぐちゃん?」
電話の向こうの彼のその声に。
さっきのキスの罪悪感が、
チクリとこの胸を刺す。
「どうしたの?こんな夜更けに。」
「あ、いや、別に―」
ただ、少し話したくて―
・・君の声が聞きたかったんだ。
「あっ、それとももう眠るとこだった?」
「ううん、大丈夫よ。」
そう言って嬉しそうに、
彼は電話の向こうで笑った―
(つづく・・)