妄想ストーリー☆ユンジェ編 第20話~想いが同じなら~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ユンジェ編 第20話~想いが同じなら~

ユンジェ編 第20話です☆


長く続くかと思われましたが、

最終回・・・近いです。うああん


この状況でどやって終わるのかww


急展開ですよ~まるちゃん風


そしてジェジュンはやはりナムジャ!


私の表現に違和感を感じられたかも

しれませんが、


ジェジュンはユノに


“抱かれたい”ではなく、


“抱きたい”なのです。きゃー


まあ、アメ限は、

どうなるのかわかりませんがww


◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



―ふっと、目を覚ますと。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

窓から差し込む、

夕暮れのオレンジの光が。


俺の顔を照らしていた。



のでの☆晴れ時々東方神起☆


(・・あのまま眠ってしまったか)


結局、この休日は。


何をするわけでもなく、

ただ部屋にこもり、


ユノ。


お前を想っては

窓から景色を眺めるだけの時間を過ごした。



のでの☆晴れ時々東方神起☆


まるでここだけ、

この部屋だけ、

時間が止まったような錯覚にも陥る。


のでの☆晴れ時々東方神起☆


・・ひとたび外に出れば。


世間は忙しく駈け廻り、

俺の存在など、

この俺の悩みなど、


どこにでもあるような、

空に浮かぶあの雲と同じ―



のでの☆晴れ時々東方神起☆


俺はベッドから起き上がって、

伸びをした。


冷蔵庫を覗くが、

そこにはビールと、

わずかな卵のみで、


食材は何もない。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

(買い出しに行くか・・)



俺は、上着を羽織ると、

車のキーを手にした。



―その時。



ピンポーン・・・


のでの☆晴れ時々東方神起☆


部屋のチャイムが鳴った。



(・・・誰だ?)



俺は正直戸惑った。


この、誰も知らない他国に来て。


仕事仲間は出来ても、

この部屋に訪ねてくるような

友など誰ひとりいない。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

・・何かの勧誘か?



ここはアメリカだ。


どんな危険があるかもわからない。


俺は忍び足でドアに近付き、

そっとドアのカメラから

外の通路を覗いた―



(・・・っ!!)



俺は、見た瞬間、

身体の奥から

切ない震えが起こるのを、感じた。



そこには―・・


確かに。


確かに、ユノ、

お前が立っていた―


のでの☆晴れ時々東方神起☆



(ユノ・・・っ!?)


―ユノ。


ユノ、何故お前が、ここに―!?


のでの☆晴れ時々東方神起☆


突然のことに、

俺は動揺し、声も出せないまま

立ちすくむ。



・・ドアの向こうで。


ユノが言った。



のでの☆晴れ時々東方神起☆

「・・ジェジュン?―いるんだろ?」


いるのなら―


ここを開けてくれ。


このドアを開けて、

俺を入れてくれ―・・



俺は、その震える手で。


ゆっくりとドアを開けた―


のでの☆晴れ時々東方神起☆

「ユノ―・・・。」






―あやちゃんと。


俺は、共に食事をしながら、

彼女に言った。


“君を見つめるから” と。


またあの夜を、

やり直させてくれと―



すると・・


彼女は泣き出した。


その顔を覆って、

ただ止めどなく流れる涙を

隠すように。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

「あやちゃん・・?」



「ユノ―っ!私、私―」


・・もう無理よ。


もう、このまま

騙していることなんて

私には出来ないわ―・・


ジェジュンが、

私の事をそんな風に

言ってくれていたなんて―


私、私は―・・


そんなジェジュンに。


ユノに―・・


嘘をついていたのよ・・・



のでの☆晴れ時々東方神起☆

「・・え?・・一体何を―」


困惑する俺に、

彼女は。


ギュッと俺の手を握り返すと、

涙で溢れるその瞳で、

しっかりと俺を見る。


「ユノ。聞いて。ちゃんと最後まで―」








―それからすぐにだった。


俺は無理を言って、

休暇を貰い、

飛行機に飛び乗った。


ジェジュン、お前のいる

アメリカ行きの飛行機に―



飛行機のその振動に

身体を預けながら。


俺はあやちゃんの言葉を

思い出していた。



のでの☆晴れ時々東方神起☆


・・・留守電を聞いたの。


訪ねていったあの夜に。


―彼は、貴方を想ってるって。


友情の枠を超えた感情を、

ユノ、貴方に抱いているって・・・


あの会議室での貴方へのキスも。


・・本当は私じゃない。


ジェジュンなの。


眠る貴方にキスしたのは、

間違いなく彼なのよ―



そう告白して、

彼女は目を伏せた。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

・・・私が彼に言ったの。


ユノに、言わないでって。


ユノは貴方を友としてしか

思っていないって―


・・だけどわかったの。


隠せば隠すほどに。

自分の愚かさが垣間見える。


ジェジュンの想いが純粋で、


人を想う気持ちに

男も女も関係ないと―・・


そう、わかったのよ・・


・・ユノ。


貴方もでしょう・・?


のでの☆晴れ時々東方神起☆

―貴方も。


ジェジュンを・・


ただの同僚としては

見れていないのでしょう・・?



私は貴方を愛してる。


だから。

だからこそ―


もう嘘は付きたくない。

貴方にも、

嘘は付いて欲しくないの―



のでの☆晴れ時々東方神起☆

・・突然の告白に、

俺は言葉も出なかった。


ただ、彼女が言った

その最後の一言に。


“彼に会いにいくべきよ”


胸の奥に閉まった全ての

想いが、溢れかえるのを

俺は感じた―







飛行機到着までの

時間はそう遠くない。


だが、俺の急かす心が

どこまでもその感覚を長くさせる。


のでの☆晴れ時々東方神起☆


早く、

早くジェジュン。


お前をこの腕に抱き締めたい。


俺を想い、彼女を気遣い、

一人で悩んで旅だった、

お前のことを―・・


・・俺は、愛してる―








「ユノ―・・。」


部屋のドアの前で。


俺達は、しばらく無言で

見つめ合った。


のでの☆晴れ時々東方神起☆



・・俺が先に、ユノに問いた。


「なんで、なんでお前、ここに・・?」



すると―・・



のでの☆晴れ時々東方神起☆


「・・・っ!!」


ユノはいきなり、俺の腕を

引きよせて、抱き締めた。


そして、何も言わずに。


力強い口づけを交わした―



「・・う・・っ。ユノ・・っ!?」


や、めろ―・・!


拒む俺の唇を抑えつけ、

強引にキスを続ける。


俺は、ユノの肩を押しのけた。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

「ユノ―っ・・!!」


なんで、こんな・・っ!?



すると、

ユノが再度、俺の腕をグッと掴んだ。



のでの☆晴れ時々東方神起☆


・・・ジェジュン。。


もういい、

もういいんだ―


その想いを、隠さなくても―・・


・・ジェジュン、俺を見ろよ。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

もっとその口を、・・開いてみせろよ。


俺のキスに、応えてみせろよ。


俺と想いが同じなら。


この想いが同じなら―



「ユノ・・っ!?おまえ―」



ユノは後ろ手で、

静かにそのドアを閉めた―・・


(つづく・・)