妄想ストーリー☆ユンジェ編 第19話~約束を~
ユンジェ編 第19話です☆
シアたん、観たじぇ にへ~
東西南北・・なんでしたっけww
カリスマってましたな今日も☆
雄たけびちょっとかすれ気味~
緊張しまっしたかww
また後で観るもん
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―俺は、
久しぶりに彼女と二人、
食事を共にした。
そう言ってワインを片手に、
あやちゃんは、
幸せそうに微笑んだ。
―つぎつぎと、美味しい料理が
運ばれてくる。
「あ、これジェジュンが好きなんだよな。」
食べ方が雑で、
お皿の外にこぼす俺に、
彼女が笑って注意する。
いつも叱られてたよ。」
ふと、彼女の表情が、曇る。
「・・・貴方はジェジュンさんの
話しかしないのね―」
俺は、ハッとなった。
・・無意識のうちに
俺との会話に、
ジェジュンの名前が出てくる―
・・ジェジュンが言った言葉が
思い出された。
“彼女を大事にしろよな―”
「・・ごめん、あやちゃん。俺―」
・・これからは。
これからは、君をちゃんと
見つめるよ―・・
「ユノ・・・。」
「ジェジュンにも叱られたんだ。」
お前は、
彼女を大事にしてないってな。
どれだけ君が、
俺を好きかを考えてみろって。
あやちゃんを泣かすなって―・・
「ジェジュンさんがそんなことを・・?」
俺は、そっと彼女の手を取った。
―あやちゃん。
やり直させてくれないか?
もう一度。
・・・もう一度あの夜を。
俺にやり直させてくれ―
「ユノ―・・っ!」
俺の言葉に。
彼女は下を向き、
泣き出した―・・
そんな彼女の姿を見ながら、
俺は思った。
―ジェジュン・・
これで。
これで良かったんだよな・・?
お前との約束を。
俺は守るよ―
・・ユラユラと揺れるグラスの中の
ワインを見つめながら。
そう俺は、心に決めた―
・
・
・
・・母国から遠く離れたこの国で。
騒々しい街中の
ビルのアパートから、
忙しく行き交う人々を俺は眺めた。
不慣れな英語に、文化の違い、
そんな中で苦戦しながらも
なんとかやって来れたのは、
ユノに黙って自らここに来た、
プライドもあるのだろう。
俺はベッドに寝転がった。
・・・あれからユノには、
連絡もしていない。
―彼からの連絡も、ない。
・・ユノのことだ。
知った時は、きっと
とても怒ったことだろう。
“なんで俺に言わないんだ!”
―彼の罵倒が耳に
聞こえてくるようだ・・・
だけどこうして。
離れて時が過ぎ去れば。
今度再会する時は、
笑って話せるようになるだろう・・
―今度はいつ会えるだろう?
いつまで待てば俺は。
お前をただの、友として
見ることができるのだろうか。
―そっと、目をつぶる。
・・目を閉じて、思い出すのは。
ユノ―。
どんな時でもユノ、
お前のことばかり。
口づけしたその柔らかい唇を
思っては、
俺の胸は熱くなる・・・
一体、いつまで―・・
いつまで俺は、この想いに
苦しめばいいのか・・・?
・・いっそ女をこの腕に抱けば、
この胸の痛みはなくなるのか―
ユノ。
ユノ―
このまま眠りについてしまいたい―
・・せめて夢なら。
夢でお前を抱けるなら。
―いつまでも、こうして
眠っていたい・・・
(つづく・・)