妄想ストーリー☆ユンジェ編 第11話~話したい~
ユンジェ編 第11話です☆
過去記事コメやっぱ
返事書きました
書きたかったんですう
すごく簡単ですけどもww
そしてユンジェ・・・
彼女忘れてませんかww
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ユノの部屋を後にして―
帰りの道すがら、
彼の事を想った・・・
男のユノに、恋をして。
それだけでも
受け入れ難い事なのに。
彼の触れるその指先に、
俺の身体は、
甘く反応した―
まるで、
自分が自分じゃないような
感覚に陥って―
思わず、
ユノを、拒絶した。
―俺は怖かったんだ。
自分の間違った感情に
身を委ねるのが怖くて―
ユノ・・・。
お前もなのか・・・?
俺を求めるその想いは。
・・俺と、同じものなのか?
俺に触れたいと。
男の俺に、触れたいと、
そう思っているのか、ユノ。
・・・俺の方こそ。
ユノ。
お前に触れたいと・・・
・
・
・
―彼女といる俺を見て、
イライラすると言った
ジェジュンに。
“ジェジュン、お前―”
俺は言いかけた。
「・・・言うな!!」
そう一喝すると、
ジェジュンは、
何も言わずに足早に
部屋を去っていく。
まるで俺から、
逃げるように―・・
ジェジュンの去った
その玄関のドアを、
俺は見つめた。
ジェジュン、お前・・・
・・・もしかして・・?
嫉妬、してるのか・・?
俺と彼女に。
俺と一緒にいる・・彼女に。。
そう聞こうとした、
俺の言葉を遮って、
お前は出ていってしまった。
まさか―
まさか、な。。
ジェジュンが俺に、
嫉妬だなんて。
そんなこと、
あるわけない―・・
もしそうだったら。
―そうだったら・・・
どんなにいいか・・・
“ユノ、やめろ―!!”
お前の拒絶するその声に。
越えてはならない、
その線の狭間で揺れ動く
俺の気持ちを
思わず隠した。
ジェジュン・・・
お前が止めなかったら。
俺は、お前を―
トゥルルル・・・
携帯の着信音が、
静まり返ったその部屋に
響いた。
「・・・もしもし?」
聞こえてくるのは
俺の、彼女の優しい声―。
「ユノ?―私よ。
今からそっちに行ってもいい・・?」
「え・・・今から?」
「すぐそこまで来てるの。」
ユノ―。
貴方に会いたいの、私―・・
・
・
・
ユノのマンションを後にして、
どのくらい歩いただろうか。
俺は、帰るその足を止めて、
今歩いてきた道筋を振り返った。
―俺は。
ユノの想いを確かめたいと、思った。
お前に・・・
今の想いを伝えたいと、思った。
あんなことがあった、今だから。
・・今だからこそ。
もしかしたら俺達は―
同じ想いで・・・?
携帯を上着のポケットから
取り出して、
俺はためらいながらも、
ユノの番号を、
押した―
・・もう一度話したい。
ユノ、お前と―
(つづく・・)