妄想ストーリー☆ユンジェ編 第1話~親友~ | のでの☆晴天なり☆~東方神起&JYJ~

妄想ストーリー☆ユンジェ編 第1話~親友~

ユンジェ編 第1話です☆


あやたんの登場は

まだ先ですぞよww


地面にヘディング的な

始まりですがww


またよろしく

お付き合いくださいねラブ



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇




「行くぞーっ!」



のでの☆晴れ時々東方神起☆


雲1つない晴れ渡る空に、

使い古されたサッカーボールが

跳ね上がる。



のでの☆晴れ時々東方神起☆

「ユノ!!」



のでの☆晴れ時々東方神起☆
「おう!!」



―俺とユノは、


同じ企業に勤める商社マンだ。


趣味も兼ねて、

週に1回ほどではあったが、


会社が所有する

グラウンドで、

仲間と共に汗を流す。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

もともとユノがサッカー好きで、

俺はそれに付き合わされる

感じだった。




彼とは、

同期で入社した時から

すぐに意気投合し、


のでの☆晴れ時々東方神起☆

親友になるのに時間は

かからなかった。


「ジェジュン行くぞー!」


夏も直前の青空は、

定時後とは言っても

まだ日は高く、


眩しい太陽の光に

反射して、


その汗と共に

ユノの笑顔がキラキラと光る―


のでの☆晴れ時々東方神起☆


ユノが高く蹴り上げた

そのボールは、


まるで見当違いな、

俺のはるか頭上を

飛びぬけようとする―



のでの☆晴れ時々東方神起☆

「バカ!高けえよ!!」


俺は迷わずそのボールを

ヘディングしようと、

高く跳びあがった。


同様にジャンプした他の仲間と

タイミングが重なり、

激しく身体がぶつかり合った。


「痛てっ!!」


ぶつかった拍子に

地面に膝から落下して、

俺はその場にうずくまった。


・・・いって~っ!


膝からは、

じわりと生温かい血が滲み出す。


「おい、大丈夫か!?」


一緒に転んだ仲間が、

心配そうに声をかける。



のでの☆晴れ時々東方神起☆

「・・このくらい平気だよ~」


仲間の肩を借り

立ち上がると、


自分の膝を覗きこむ。



流れる血がたらりと

靴下にまで浸透していく。


のでの☆晴れ時々東方神起☆

「ちょっと止血してくるよ。」


そう言って俺は歩こうとする。


「―痛ててっっ。」


ズキンと響くその痛みに、

思った様に歩けない―



その瞬間―



「うわっ・・!」


ふわりと、俺の身体が

宙に浮いた。



「・・・ユノ!?」


ユノが俺を抱きかかえ、

そのままスタスタと歩き出す。


「ちょ、お、降ろせよ、

恥ずかしいだろ、これはっ!?」


ジタバタする俺を無視し、


のでの☆晴れ時々東方神起☆

「こうした方が早いだろ??」


そう言って、控室まで

運んで行く。



・・・こういうことを

さらりとやっちゃうのが

ユノなんだよな。。



控室で、

椅子に腰かけさせると、


「救急箱どこだっけな。」


消毒薬を取り出して、

俺の怪我の手当てを

始め出した。


「痛っ!・・ユノ、染みるよ~」


ユノはくすっと笑い、


のでの☆晴れ時々東方神起☆

「このくらい我慢しろよな~」


そう言って、消毒液を

たっぷり浸したガーゼを

押し当てる。


「っ痛いっ!!」


ユノ~・・・、下手すぎるんだよ~。


のでの☆晴れ時々東方神起☆
「下手だな~・・ちょ、貸して!」


俺はユノの手から

ガーゼを奪うと、

自分でそっと傷を拭った。


ユノの力まかせなその手当てで、

さっきよりも傷が

ジンジンと疼き出す。


自分でその傷を覗きながら、


のでの☆晴れ時々東方神起☆

「・・こんな時は

やっぱ彼女に手当てを

お願いするもんだよな~」


そう呟くと、

ユノがプッと吹き出した。


のでの☆晴れ時々東方神起☆


「その前に、彼女いないだろっ!」


「・・・おまえもな!」


俺達は、

声を出して笑い合った。



ガーゼの上から、

保護テープを貼っていく。



―ユノの手が。


スッと、


そんな俺の膝下に

手が伸びた。


のでの☆晴れ時々東方神起☆
「・・ジェジュンって

こうして見ると。」


ほんとに、肌が白いよなー。


毛も薄くって。


まるで―

女みたいな滑らかな肌だ・・・



俺はフッと笑い、


のでの☆晴れ時々東方神起☆
「・・何言ってんだよ~」


と、スッとユノの手を

払いのけた―・・




控室の扉が開き、


「おい、帰るぞ~」と、

仲間達が声をかける。


「ああ、すぐ行く!」


そう言って仲間達と

談笑するユノの顔を、


俺は見上げた。


のでの☆晴れ時々東方神起☆


―さっきのあれは。


何だったんだ・・?



・・ユノが俺の脚に触れた時。


何故か心がざわついた。



それは同姓に触れられる

嫌悪感ではなく、


何故か心に疼く、

恥ずかしさにも似た感情―


のでの☆晴れ時々東方神起☆


俺は、その動揺の意味を、

この時は

まだ気づきもしていなかった―・・


(つづく・・)