妄想ストーリー☆チャンミン編 第27話~信じて~
チャンミン編 第27話です☆
ぐは~
また更新しちゃったよ~
どんだけ暇やねんww
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
愛している・・・
愛している―
僕は、
みゆさんを。
君だけを愛している―
彼女は、僕を
信じてくれているだろうか?
何も言えないこの僕のことを。
・・信じてくれているだろうか。
―僕は。
僕は・・・
―シュリと、婚約する―・・・。
君を守る為。
愛する人を守る為。
・・・だから見届けてください。
少しでも揺るぎないなら。
僕の婚約祝いの席に、
どうか来て欲しい―・・・
僕を信じて。
僕だけを。
何があっても最後まで。
僕を信じていて・・・
・
・
・
―どうやって?
どうやって貴方を信じればいいの?
信じている。
信じていた。
だけど、こんな―・・
彼女との婚約を、
見届けろと?
何の為に?
誰の為に!
・・・どうやって貴方の愛を
信じればいいの―
チャンミン、教えて。
教えてよ―・・・
その場でうずくまり、
ただ泣きじゃくる私を、
ジェジュンはゆっくりと
抱え上げると、
その肩を抱いて
歩き出した。
退社後の誰もいなくなった
事務所のソファーに、
ゆっくりと座らせる。
ジェジュンは何も言わずに。
ただ―
私の涙が止まるのを
静かに見守っていた。。
優しく肩を抱いて―・・
時計の長い針が半周を過ぎる頃、
私はやっと、
落ち着きを取り戻してきた。
「みゆちゃん・・・平気?」
「ジェジュン・・・ごめんね。。」
いつも。
いつもこんな時。
貴方は側に居てくれるのね。
・・・どうして。
どうして私は
ジェジュンを好きに
ならなかったんだろう・・・?
貴方だったら。
貴方とだったら。
こんな風に苦しむことなど
なかったかも知れないのに―
「みゆちゃん・・・。」
彼が私の身体を引き寄せた。
優しく抱き締めながら、
彼が言った。
「みゆちゃん。
それは彼を、諦めると
いうこと―・・?」
赤く潤んだ瞳で、
彼を見上げる。
―私の髪を
掻きあげながら、彼は続けた。
「そうだったら嬉しいのに。
だけど・・・そうじゃないだろ?」
諦めるなんて、
君には出来ないだろ?
“どうして貴方を
好きにならなかったのか―”
そう言う時点で、
俺のことは。
好きにはならないと
言っているような
ものだよ―・・・
「ジェジュン・・。」
彼は、
私の心を悟っていた。
傷ついても、
傷ついても、
この悲しみの中、
想うのはただ一人。
チャンミン、
彼だけだということを・・・
・
・
・
・・・諦めにも似た感情が。
俺の胸にくすぶっている。
悲しむ彼女を前にして、
このまま―
君を奪えたら。
どんなに幸せなことだろう。
だけど・・・
あのチャンミンの。
彼女との会話を聞いた時。
俺は、彼の
みゆちゃんに対する
愛の深さを、知った―
・・・きっと言うべきなのかも
知れない。
あの時の、
チャンミンの会話を君に。
―だけど俺は、
言わなかった。
それは、彼女を手にしたい
わけじゃなく、
きっと何か、
ヤツにはヤツの
考えがあるのだろうと
そう思えたから・・・
―だけどいつまで待たせる?
チャンミン、
お前はいつまで?
彼女をこのままに
しておく気だ?
・・奪えるものなら奪いたい。
お前から、彼女を。
―だけど出来ないんだ。
それは無理なんだ。
・・・わかっているだろ?
みゆちゃんは。
お前のことしか
見ていないんだ・・・
・・・チャンミン、お前は。
一体、何を考えている―?
(つづく・・)