いくおのブログ

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一年ぶり更新。
先々週のこと、久しぶりに

ハルビンの朴先生からメールがあった。


朝一中の学生が2名、

訪日団に参加して日本に来ることになり、

そのとき持参する学校紹介文を、

急遽翻訳してほしいとのことだった。

正直忙しかったが、そこは戦友朴先生の頼み、引き受けた。


原文(中国語/韓国語)を直訳すると、
印象が強すぎたので意味を捉えて、
少し柔らかく意訳した。

「本校は」と、書き出し、何とも変な気持になった。もう部外者なのに。。


その日の前日

以前ブログでも紹介した李君からメールがきた。彼とは、寝台列車に揺られて、

北京のスピーチ大会に行った仲だ。

お別れ時の、メッセージカードが忘れられない。


「先生は、大学で勉強するそうですが、

   まずは結婚相手を探すべきだと思います」


ものすごい上から目線のアドバイスだった笑


彼は、吉林省の延辺大学に進学したとのこと。延辺は、北朝鮮に近い朝鮮族自治州にあるいつか訪れてみたい街の一つだ。

大学の日本語カフェで、

偶然共通の知人であるK先生に出会い、

私の連絡先を聞き出したのだ。

「ずっと連絡したかったんです。
  先生は今元気ですか。何をしていますか」

先生は、大学生をしながら、
バイトを二つかけもちしているよ。
あいかわらず貧乏だし、少し疲れたよ笑


先日の北海道新聞に、

訪日団の記事が掲載されていた。

黒竜江省の学生は、姉妹都市とかの関係で、

北海道に来ていた模様。

小さい白黒写真の中、

一人の女子学生が目に留まる。

不鮮明だが、間違いない。

私が二年間教えていた学生だった。

もう高校生になったんだね。


あの二年間を改めて振り返ると、

とても意味のある時間だった、と思う。


一言で言えば、教育観が少し変わった。

もっと言えば、人間観も少し変えてくれた。

現在大学で、その経験を整理したりしながら

新たな自分を再構成中。




♫ 哈尔滨 ♫


中央大街 夜の青
   ゆったり流れる 松花江

紅旗大街 人の波
   咥え煙草の おばあちゃん

ケンタッキーは 肯德基
   大聖堂は 鳩の家

玄関横には 犬がいて
   食堂裏には 猫がいる

汚れた世界は  凍らせて
   深い眠りに  落ちましょう 

氷の街から   風は消え
   暖気の音が  鳴り響く


中国ブログ、これにて完。
みなさん、よいお年を。