意味なくなるポイント・ランキング
とうとうFIAが、新ポイント制度が正式に承認されたと発表しました…
チャンピオンシップ自体は、ひとつのポイント制度のもとで行われるし、
新ポイント制度も、それはそれで理解できるし、歓迎しますが…
歴代ドライバーの獲得ポイント・ランキングは、意味のないものになるわね…
1位に25ポイントとなれば、4勝で100ポイントが獲得できますし、
表彰台にもとどかない4位でも10ポイントとなれば、荒稼ぎできます…
そこで、今回は良く目にするポイント・ランキングを、あらためて紹介します!
きっと、この生涯獲得ポイント・ランキング表は、
2010年が終わった時点では、大きく変わるはずですから…
■F1ドライバー生涯獲得ポイント・ランキング・ベスト30
Rank = 生涯獲得ポイント・ランキング、Champ = チャンピオン獲得回数
Races = 出走回数(決勝のみ)
Win = 優勝回数、PP= ポール・ポジション獲得回数
FL = ファステスト・ラップ獲得回数、Points = 総獲得ポイント数
現在の8位までが入賞となるシステムは、2003年からスタートしました。
それを享受できたドライバーは、水色で塗りました。
優勝を10ポイントとし、6位までが入賞だったのは1992年から2002年までです。
それを享受できたドライバーは、黄色で塗りました。
それ以前は橙色で、優勝が9ポイント、以下6、4、3、2、1でした。
ただ、F1創成期にはPPやFLにもポイントがありましたが、
基本的には良く似ているので、分類はしていません。
さすがに、上位30人のなかに優勝経験のないドライバーはいませんが、
34位にニック・ハイドフェルドが219ポイントでランクインしており、それも現役です!
ルーベンス・バリッチェロは、チャンピオン未経験者ですが、
2010年の成績次第では、プロストにも迫りますね…
フェルナンド・アロンソも、フェラーリの調子がよければ、プロストを超えるでしょう…
くんも、基本的には新ポイント制度を歓迎しますが、
歴代の記録との比較対照する楽しみは、なくなりそうで、少し寂しいです…