1年間休んだチャンピオンは?
キミ・ライコネン選手が、F1を1年間休んで、
2010年はラリーに出場するかのような報道がされてるわね…
それに対しては、F1パドック内でも賛否両論あるようで、
実際に1年間の休養をとったA.プロストさんは辛口コメントを出してるし…
そして、M.シューマッハやJ.ヴィルニューヴの復帰も囁かれてるわね!
そこで、1年間のブランクをとったF1チャンピオンが、
復帰の年(シーズン)には、どんな成績だったのかを、まとめました☆
これまで、F1チャンピオンが、まるまる1年間出走せずに、
その後に復帰したことのあるケースは、過去8回(7人)あります…
■F1チャンピオンが1年間のブランク後に復帰した年の成績一覧表
Races = 出走回数(予選のみを含む)、
Qualify = 予選最高順位、Final = 決勝最高順位、
PP= ポール・ポジション獲得回数、Win = 優勝回数、
FL = ファステスト・ラップ獲得回数、Points = 総獲得ポイント数、
Rank = ワールド・チャンピオンシップ・ドライバーズ・ランキング
過去、復帰した年にチャンピオンとなっているのは、A.プロストのみです…
しかし、これは当時トップ・チームにあったウィリアムズ・ルノーに乗るための策で、
N.マンセルの後釜にキッチリ収まって、チャンピオンを獲得したものです…
J.M.ファンジオは、チャンピオンとなった1951年の翌年、
事故によって1年間の休養を余儀なくされましたが、
1954年から4年連続でチャンピオンに輝いています!!
M.アンドレッティは、もともとF1にはフル参戦してなくって、
たまたま1973年に一度も出走がなかっただけで、
その後の70年代中盤から本格的なF1参戦を開始した、レアなケースです^^;
また、すでに2回のチャンピオンに輝いていたN.ラウダは、1979年を最後に引退し、
実業家として活躍しようとしていましたが、2年ぶりの1982年に復帰し、
1984年にはマクラーレン・TAGポルシェに乗って、チャンピオンに輝いています。
こうしてみると、1年間のブランクというのは、
相当、リスクを孕んでるって言えないでしょうか?
過去、1年間以上F1を離れた後に復帰し、成功したケースは、
どれも特別な理由があったりします…
ライコ選手!どうか慎重なご判断をしてね!!
1年間も、ライコ選手が見れないのも寂しいしねぇーーー(>_<)
そして、シュー帝王やジャック選手は、どうなるのでしょうか!!???