数日前の深夜に放送されていました
古い映画かと思ったら意外に6年前ほどに制作されたもののようです

この映画は原作者久田恵さんの実体験によるもので
介護する者される者、それぞれの自立とは何か、
介護とはどうゆう事か、
ふさわしい最後の居場所はどこなのか……
夫婦のあり方や親子関係を見つめ直すきっかけになればと作られたそうです

ストーリーは
フリーライターでシングルマザーの主人公・久野泉(45歳 紺野美沙子)は
7年間、脳血栓で右半身不随になった母・道子(馬渕晴子)の在宅介護と子育て、
そして仕事に追われる。
70歳まで仕事人間だった独断的で頑固な父・賢一郎(小林桂樹)とは、
介護をめぐって終始喧嘩が絶えない。
小学生の息子・遼は、チック症になり、高校に入るとすぐ不登校になった。
泉はユニークな有料老人ホームの施設長・悠子(野川由美子)に出会い、
入所を選択する。
Noを言わないのがホームの方針で、
痴呆の人を、お分かりにならない方と呼び、
酒もタバコも恋愛も自由、
入居者もスタッフも、ともにいきいき輝いて暮らしている。
やがて母は笑顔を取り戻し、
そこが母の居場になる

かなり良い映画でしたし考えさせられる内容でした

介護される側もする側も人間で

なんでも完璧になどできないし、年をとっても色んな事が分からなくなっても

心はある

どうやって付き合い

そして最後の時まで笑顔で逝って貰えるのか

難しく考えるから難しくなるのか

でもやっぱり一人でいろいろ抱えてしまう人も多いと思います

この映画を見ると

こんな介護、こんな人生の終焉いいなと思ってしまいました。

介護してる人もそうでなくても

人と人との繋がりの深さを感じられる良い映画です

ぜひ観てみてください