私は小学生の頃、割とよく勉強ができる方だったと思います。
授業さえ出ていれば、特に予習復習をしなくてもテストでは100点を取るような子でした。

そんなでしたので、小学生時代の私は、自宅で学習する習慣はなく、学校の宿題を終わらせれば自由に時間を過ごしていました。

けれども、中学入学後、まさかがやって来ます。
「甲状腺機能亢進症」バセドー病とも言われる、この病気は
私から色々なものを奪いました。

まずは、集中力。

授業を聞いてさえいれば、理解できてた私が、どんどん成績が下がって行きます。

そして、体力。

勉強ができなくなかったので、授業は前のめりで聞くタイプ。授業中に居眠りなんて絶対しないはずだったのに
午後の授業は、ほとんど寝ているようになりました。

その頃の自分は、学力がどんどん下っていく事だけが心配でしたが、振り返ってみると、この頃は生きている事だけで精一杯でした。

高校受験も、希望していた高校には行けず、母の判断で自宅から一番近い県立高校。しかも、県で下から1、2番のおバカ高校へ進学。
こんな高校に行っても未来はないよ。っていうような。。。

けれども、ここに行って正解でした。 

学校へも行けたり、行けなかったり。
遅刻・早退は当たり前の高校生活。
単位が足りず、校長先生の取り計らいで、長期休みに学校の美化活動や掃除をする事で、教科の単位にしていただきました。

進学校なら、考えられないですよね。

ヤンキーも沢山いて、ここには書けないような事が、学校で起こるんです😅
進学はかないませんでしたが、生きてるだけが精一杯の頃。
今思えば、本当にこのおバカ高校で良かったです。



そんな私が、子どもが生まれて考えたこと。

それは、元気なうちに、色々なコトを身につけさせたい。
(病気になる前提ではないんですが)

自分自身が、病気をしたせいで、小学生の時にもっと学習できてたら良かったのになぁ〜って
何となく思ってたんです。

それで、公文の先生の説明会に行ったら、「幼児方程式」と常識を逸脱した公文の考えに出会いました!

公文は学年に応じた問題をやるのではなく、出来る子は幼児だろうが、足し算引き算、かけ算割り算、方程式と階段を上がるように学習していきます。

できる時に、出来るだけ伸ばしてやれる学習法。
学力の貯金ができる、凄い学習だと思いました。

先を先を学習していって、病気や怪我で学校に行かなくても、みんなを待ってられる。
もし、病気にもならず、怪我もなく過ごせたら、中学、高校と勉強以外のことに使える時間を作ってあげられる。

そう思った時に、公文しかない!と私は思いました。




久しぶりに書いて、かなり長くなってしまいました。

次は、そうは言っても、子どもに続けさせるのは非常に大変な公文。

私と長男が、どうやって毎日公文に向かうか?
どれくらいバトルしたか?色々な葛藤を書いてみたいと思います。