公文式は、学年に関係なく、その子がスラスラできるところから始めます。

 

国語だと、幼児でも、ひらがなが読める子は、2語文・3語文から文章へ。

短い文章が読めるようになったら、漢字。 そして主語・述語などをおさえながら、楽しく文章に親しんでいきます。

逆に、読字障がいがある子は、中学生でも高校生でも、短い文から始めます。

 

算数でも、数字が読み書きできる子は、3歳でも足し算・引き算に入っていきます。

私の教室にはいないけど、幼児方程式という言葉があるくらいなので、幼児のうちに方程式をスラスラ解いてしまうお子さんもいます。

小学生で、高校教材。信じられないけど、います。

 

学力の貯金ができて羨ましいな。と思います。

公文っ子は、受験のとき、数・英・国はほとんど学習しなくていいんです。

その時間を、ほかの教科に使えるっていいですよね。

 

中学校受験のために、受験用の塾に行くと、ほとんどの公文っ子は

「国語は学習しなくていいです」って言われるそう。

 

すごいですね。

 

学年にとらわれずに学習することで、伸びる子はどんどん伸びます。

 

逆に、うちの子の様に、少し発達に凸凹がある子は、苦手な部分を繰り返し学習して100点にすることで、自己肯定感や達成感、そして、あきらめなければできるようになる。という体験をします。

 

諦めない心って、すごく大事だと思います。

 

seamoの曲に「負けたら終わりじゃなくて、やめたら終わりなんだよね。」ってフレーズがあるんですが。本当にその通りで、あきらめずにやることが「できる」につながるんですよね。

 

公文は、プリントが100点になるまで帰れません。

だから、子どもたちは何度バツがついても、あきらめずに考えるわけです。

正直、指導していてすごいなって思います。

 

私なら、きっと諦めてるし、とっくに辞めてると思う。

 

でも、今私の教室に来ている子どもたちは、みんな最後まで頑張って帰ります。

 

100点を取って自信をつける。

諦めなくなる。粘り強くなる。

毎日学習する習慣がつく。

 

母親として、公文っていいなぁ~って思います。

 

ただし、学習習慣がつくまでの道のりは、かなり険しいです。(お子さんによりますが、うちの子は特に。。。)