おっ!
この麗しい後ろ姿は…
間近で見たら目が怖い、マリーたんではないか
ただいまサイン書いてまーす
じゃなくて。
とにもかくにも、まずはタートルトークのファンタスティックな出来ばえを皆様にレポートさせていただきたく
つい最近できた、ディズニーシーのアトラクション『タートルトーク』
アメリカンウォーターフロントの船、SSコロンビア号の中にそれはある。
新しいだけあって夜でも待ち時間80分
そんなこと気にせずその日のラストアトラクションとして並んだ我々。
ガールズトークであっという間に船内へ。
まずは、ユニバのシュレックのような、前室がある。
そこで、セリフ覚えたてホヤホヤの覚束ないお嬢さんキャストの前説を拝聴し、いざクラッシュ(←亀の名前)の待つ船底シアターへ。
ちなみに、クラッシュは、ご存知Finding ニモに出てくる、やたら潮流に乗って泳ぐのが早い海亀。
実は150歳。
イカしたダンディーな亀なので、キャラクター設定がアメコミのあのタートル達とちょっと被る。でもピザは食べない。
いざアトラクション開始!
シアターにて、「おーーいクラッシュー」
って呼んだら、クラッシュがガラスの向こうに現れた
まず、私達ヒューマンネイチャーを見て一言。
亀「おー、今日はお客さんがいっぱいいるじゃないかー」
ふぅ「(…見えてるの?笑)」
バカにできたのは、この時までだ。
亀「よーし、それじゃー、どんどん質問してくぞー。右ブロックの前から2列目、そうそこの奥さん!お名前は?」
女「サチです」(仮名)
亀「サーチー!いい名前じゃないかぁで、サチはどこから来たの?」
女「市川市です」
亀「ああ、市川市ね!
…知らないけど」
やばい、ここまでの会話、まじ流暢。
ディズニー藩として、脱藩や打ち首の危険を顧みず言わせていただければ、
亀は、クラッシュは映像だ。
少なくとも、あの日私が見たクラッシュは画面を人工的な思惑で動かされていたカートゥーンに過ぎない。
一方、女は、生身だ。
間違いなくこの世を生きている。三次元の、私と同じ世界を。
つまり、二次元のものと三次元のものとがコミュニケーションを交わしたのだ。それも完璧に。
疑う余地なく、自然に。
しかも、お気づきだろうか、あろうことか亀はノリツッコミをしたのである!
もう無理。
思考可能範囲越え。
あたしそんな頭良くないもん。
どっかからうちらを見てるとしても、亀の声とか動きが自然すぎる。
ただひたすら、「すげー」を連発していた横で、なんと私の相方が手を挙げて質問した!!
う「あのー、私には今気になる人がいるんですが、気持ちを伝えるべきか悩んでいます。どうすればいいですか?」
うっちゃん!!!アニメにそんなフレキシブルな受け答え期待したらアカンて!
もう無理や、クラッシュがクラッシュや……
亀「祥子、150年生きてきた俺から一言いわせてもらう。
頑張れ。」
なんてフレキシブルっつぅか当たり障りないっつぅか達観したっつぅか明快なご返答!
笑うしかない場内!
しかもしかもしかも、クラッシュが最後にバイバイする去り際に、
「祥子~頑張れよ~」
って言いながら去ってった!!!
まじ無理!
完全にハート盗まれた!
キーエンスが作ったんちゃうか、とか余計なこと考えてられへん!
クラッシュは、
クラッシュはそこに居た!!!!
前代未聞の興奮を引っ提げて出口に向かいつつ、
私「これからは人生相談もクラッシュに聞くべきやな」
う「新宿の母より、浦安の亀やな」
なんて上手いまとめができたところで。
乗った方がいい。
伝えたいことは、それだけなの。
シーのキャラクターグリーティング特集は、また次回。