朝ドラ好きなのでよく見ている。
いえ、毎日録画しているくらい好きだ。
毎朝聴いてる主題歌「泣き笑いのエピソード」
「~これは夢じゃない、傷つけば痛い~♪」
日本人は傷つくのを嫌う。
傷つきたくない。
ノーと言われたら傷つく。
もしかして私のこと嫌いだからノーって言うの?
などど下手に勘ぐってしまう。
ただ忙しいだけかもしれないのに。。。
だから他の人にノーと言わせたくない。
逆に自分がノーと言ったら、嫌われるかも知れない。
嫌われたら傷つく。
だからノーと言わない。
言うのも言われるのも怖いのだ。
「一緒にカフェに行きませんか」
導入は簡単。
イエスノークエスチョンだから、
返事は「はい」か「いいえ」だ。
イエスの時: 「はい、行きましょう!」
ノーの時 : 「いいえ、行きません」×
「すみません。ちょっと・・・」○
「え?最後まで言わなくてもいいんですか?」
「ええ、いいんです。日本人には分かりますよ。
日本人のハートはガラスで出来ているので、
はっきりノーって言われたら、
傷ついてすぐ割れちゃうんですよね」
なんてことを、学生に合わせて適当に説明する。
たいていみんな笑う。
でもすぐ理解して彼らも同じように使う。
日本人は必要以上に周りの空気を読もうとするのかもれしれない。
これ、同意してくれる国と、とうてい同意できない国がある。
はっきりものが言える、言えないを分けると、
日本人は言えない方の端にいるので、分かってもらえる国はそれほど多くないだろうけど(笑)
先週、インド人学生に、「私は誘われても、行けなかったり行きたくない時は即座に『行きません』って言ってるよ」と笑われた。
彼に「ノー」と言われても傷つかないのは、
在日7年くらいになるのに漢字を覚える気ゼロ、
職場でみなが残業してるのに、残業せずに帰宅していることを
私が知っているので、本心を探る必要がないからかもしれない。
逆に清々しささえ感じて、楽なのだ。