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石井 久美子 です
僭越ながら 私には 著書 があります
一応今のところ、うちの 家宝 です
【 幸せのありか 】 編集工房ノア
この本の中の詩は、息子が5歳から9歳までの
日々の生活を書きとめたものです。
その多くは 息子の言葉 でできています。
訳あって、息子が2歳のときからふたりで生活しています。
泣いてばかりいた私を元気づけ、励ましてくれたのが
幼い息子の言葉だったのです。
私自身、「自分の思いを言葉で伝える」ことが苦手です。
ここぞと言う時に気の利いた言葉が出てこない
それは私の語彙が少ないからだと思っていました。
だけど、私よりもうんと語彙の少ないはずの息子の言葉が
こんなに元気ややさしさ、喜びをくれる
語彙の多い少ないなんて関係ないんだ
思っていることをストレートに伝えると
こんなにも心に伝わるんだ
幼い息子にそんなことを教えてもらったのです。
息子の言葉を集めて詩を書いて、
神戸新聞文芸欄にせっせと投稿して
2004年に年間最優秀賞受賞
この頃に、1冊の本を作ることが私の夢となりました。
世界にひとつ、息子の本を
ありがたいことに、詩の選者をしている 安水 稔和先生 が
出版社を紹介してくださった上に、編集と指導をしてくださいました。
そして2008年に念願の本が出来上がりました。
世界にひとつ、息子の本が
巻頭の詩は私の鮮烈デビュー作 「ラッキー」
年間最優秀賞受賞時に取材をしてくれた
神戸新聞 の 平松 正子さん が取材に来てくれて
紙面に大きく取り上げてくれました。
その時載った写真がこちら
ちょっと若い
本を出版して、私の世界は広がりました。
思いもよらぬ人が大量に買って宣伝してくれたり
もちろん、母は張り切ってせっせと宣伝
疎遠になっていた友人がお祝いを送ってくれたり
出版社を通してたくさんの手紙もいただきました
オーバーでもなんでもなく 「生きててよかった」
そして 「息子に出会えてよかった」
心から思いました。
それともうひとつ、
このとき生まれてはじめて
夢ってかなうんだ
と思ったことを覚えています。
さて、あれから7年の月日が経ちました。
今の私の夢 今度は
自分の本を作りたい
思い続けていれば、夢ってかなうんですよね
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