感じる → 感情 → 表現

 

というようにヒトは感情を表現するのですが

 

不安やストレスをたくさんため込んでしまっている状態にある方は

 

「感じる」ということを避けて、

(自分が傷つかないように防御しようとして、あえて避けている場合もあります)

 

「感情」を抑えつけています。(感情の抑圧といいます)

 

それが筋肉の緊張やカラダの不調をつくり出している場合があります。

 

痛みを感じない

あるいは

痛いけど

どこが痛いかわからない

などとおっしゃられる場合もあります。

 

例えば

お母さんに

「子供なんだからこうしないとダメ」といわれた場合

 

子供は

「お母さんがこれ以上怒らないように、いい子にしておこう」と想います。

 

3歳までにこうしたことが過剰に繰り返されると、

自分で挑戦しなくなったり、

自分で考えたりしなくなったり、

親の顔ばかりうかがうようになり、

その子の成長にとって問題がおこる場合があります。(愛着障害)

 

この愛着には「目」と「皮膚」が大切です。

 

本来、お母さんが笑って子供の「目」をみて、

スキンシップで「抱っこ」することが大切なんですね。

 

「不安」に想うことも筋肉の緊張がおこってしまいます。

 

筋肉運動には錐体外路系と錐体路系があります。

 

 

 

強いストレスで大脳基底核に問題がおこり、さまざまな病気を引き起こすこともあります。

 

身体の調子もなかなかよくならない場合、

または良くなってもすぐに不調になってしまう場合は

 

ストレス(抑圧している感情)などの「ココロ」の問題に目を向けるのも大切だと想います。

 

 

今の自分の気持ちを素直に「感じる」ことから

「感情」を表に出して

「表現」するということを訓練します。

怒るときには怒り、悲しい時には泣くというのも大切なんですね。

 

まずは自分のカラダを感じることから始めましょう

座っているときに自分はどちらのお尻に体重が乗っているかな~

立っている時、どっちの足に体重がのっているかな~

などの身体の感覚を感じることから

はじめるのがいいですよ~