高まる「プレミアム」志向 日本ギフト大賞 熊野筆
2015年のギフト選びは、「質の高さ」や「ワンランク上のこだわり」がキーワード。
消費者の「プレミアム」志向が高まっているのが、トレンドといえる日本ギフト大賞の商品。
2015年に創設された”日本ギフト大賞”
「日本ギフト大賞」は、日本固有の「贈答文化」をあらためて定義し直し、ギフトに関わる産業や店舗、ギフト習慣の活性化に貢献することを目的として、創設された。
各界から多彩な選考委員を集めて、心のこもった”こだわり”のギフト商品や地域に根ざした独自のギフト商品、独創的なギフト企画など、幅広い分野における「ギフト」を選出し、顕彰する。
”日本ギフト大賞 選考委員会”
熊野筆メイクブラシ5本セットピンクパール
贈る側にとっても、贈られる側にとっても、うれしいプレミアム感のあるギフト。
本物志向の商品
お歳暮はさらにプレミアム志向に 「日本ギフト大賞」報告会
京都学園大
の袖川芳之教授がお歳暮に対する消費者意識を分析
5年前と比べてお歳暮の予算額が増えたという人が多く、
「大切な人にはちゃんとお礼をする傾向が高まっているのでは」と語った。
贈る相手は、仕事関係者よりも親や親戚の割合が多くなっているという。
「品質」・・・48.6%
「こだわり」・・・38.6%
「価格・コストパフォーマンス」 ・・・36.8%
最近の傾向として、袖川教授は、
「贈りっぱなしではなく、贈った先の親と一緒に消費して喜ぶ顔を見たり、
相手が喜ぶ姿をSNSで見る」
「サプライズを与えるために、新しいものを求めるというこだわりも高まっている」と解説。
そのうえで、「お歳暮も、高級化・希少化・情報化というトレンドに乗り、必然的にプレミアム化していく。ハロウィンのように、季節イベントになっていくのでは」と総括した。