2月22日、公社、協会メンバー5名で熊野古道観音道~大観猪垣道~大吹峠のウォーキング研修実施いたしました。9時15分大泊駅スタート。

清泰寺に立ち寄り、国道42号沿いの登口へ。 清滝が眼前に見えます。



観音道には33体の観音石像がならんでいます。それぞれに西国の札所が彫られ、一体づつお参りすると33カ所めぐりと同じ御利益が授かるといわれています。



観音道は熊野古道であるとともに山中腹にある泊観音の参道ともいわれています。

その昔は、観音様の命日にはでは賑やかに祭礼もあり参拝者でにぎわっていたそうです。

泊観音あとは廃寺になっています。



かつてあった、観音様のお堂はなくなり(4年前に来たときはくずれかけたお堂がありました)石洞には千手観音がありました。(ふもとの清泰寺には木造千手観音像があります)



泊観音からしばらく尾根沿い進むと大観猪垣道があらわれました。

この大きな山にすごい猪垣が築かれてますが、まるで万里の長城みたいです。物凄い労力掛け垣を築くくらい猪の侵入を防ぐ必要があったということです。



いまだにこれだけの長い猪垣が残っています。熊野だけでなくこの周辺にはかにもあります。

全国にかつてあったのかなあ





木の間から視界の開けたポイントが一カ所ありました。

眼前には鬼ケ城から七里御浜が広がっています。



11時15分には大吹峠に到着しました。大吹峠の売り物だった孟宗竹林はバッサリ切られ、風情ある景観が無残な姿になっていました。



再び、大泊駅に到着したのは12時。2時間45分の山歩きになりました。

昼食は、観音道の登口にある『磯甚』で美味しいかつ丼とうどんのセットを食べました。Uすけはジャンボかつ丼たいらげました。

画像撮るの忘れすいません。