寛政八年創業の老舗山田松香木店の
店主に「日本の香り」のお話をうかがいました
まず 3kgでマンション一軒分のお値段といわれる
伽羅という超高価な香木を見せていただき
ちょっとびっくり
香道では香りを「嗅ぐ」といわずに「聞く」と表現します
香木には「六国五味(りっこくごみ)」といわれる分類法があります
香りの性質により六種に分類され六国(りっこく)と呼ばれます
さらに香りを味に置き換え「甘、酸、辛、鹹(かん)、苦」の
五味の組あわせにより区分されます
[汀の桜」 という 苦酸甘(にすあ) な香りと
「鳳翼(ほうよく)」 という甘辛苦(あかに) という
400年前の伽羅を鑑賞しました
何やら難解なことが多かったのですが
自然の世界からの贈り物である香木の
神秘的な香りを聞くと心が研ぎ澄まされるような気がしました