日の動き
潮の満ち干
体内時計・・
人間にとって
なんとなく流れていた時間。
昔の誰かが天体の動きを観測し、
今この瞬間に目盛りを付けたことで
時間は人類の共通認識下に置かれた。
時間という概念は世界の基準になり、
個々人の人生の物差しになった。
皆が同時に何かを始めたり、終えたりすることができるようになった。
その日、その時は、ほかのどの瞬間でもないことが一目瞭然になった。
秩序の源となった。
人間の力で時間を制御することは、いまのところはできないけれど
僕たちは空想で
過去へも未来へも旅をすることができる。
概念を使って想像するのは
脳の高度な利用法だな。
時間に感謝。