覚えていてくれる人がいることに感謝記憶に残りたい。何かを残したい。その気持ち、願望の深層を遡り、辿っていくと明らかに、後天的に得たものではないことがわかる。単純に、うれしい。そういった本能的喜びに突き動かされて僕たちは行動する。家族を作る。仕事をする。社会を形成する。コミュニケーションをする。そして自分のことを覚えていてくれる人がいる。存在に何らかの価値があったと確認できる。プラス評価でも、マイナス評価でも。ないより、いいじゃないか。覚えていてくれる人がいることに、感謝。