熊胆(ユウタン) クマノイ(胆汁) | くまくま.com ホッキョクグマ支店

熊胆(ユウタン) クマノイ(胆汁)




熊の胆汁採取は、熊の膀胱に外科的にとりつけられたカテーテルを通して、あるいは熊の腹部に開けられた穴からの「フリードリッピング」技術によって採取される。


伝統的な中国医学では 、熊の胆汁は目の病、心臓疾患、肝臓疾患、高熱、やけどに効能があるといわれている。

ツキノワグマ(ASIATIC BLACK BEAR )はICUNのレッドリストでは絶滅危惧II類(VU)。

(でも、日本全体としては絶滅危惧の状態にないが、地域群には危機的な状態にあるものがある。 九州ではすでに絶滅し、四国でも絶滅寸前の状態にあると考えられる。 中国山地などでも棲息地が分断された状態である。
wikipedia


中国の「熊牧場」では、ツキノワグマの胆汁を得るために、ツキノワグマの胆嚢にカテーテル(管)をつないだ状態で飼育されているようです。。。詳しくは、「IFAWのツキノワグマを拷問のような飼育環境から解放する‐中国 でその様子の写真も見れました。。。


Creative CommonsoBY orbit_77's

今日では、化学合成で熊しか持たなかったタウロウルソデオキシコール酸を作る事ができ、熊の胆汁の代用品として、さまざまな治療に使用可能にもかかわらず、アジア地域では密猟が絶えず、また熊牧場などで最悪な環境の中、沢山の熊が胆汁をとるために飼育されているようです。(日本の熊牧場はどうなんだろう・・・。)

クマノイの健全な市場創設を考えるワークショップを開催
WWFではクマノイ問題の解決方法を探っている様子が書いてあり、

またThink the Earth では、ちょっと昔の記事ですが胆汁採取の他に、生きているクマから手を採取するという悲惨なケースも紹介されていました。
(中国高級料理の熊の手(熊掌)って、生きたまま切られているケースが殆どなんでしょうか。。。!?)

TRAFFIC EAST ASIA-JAPAN 人とクマとクマノイと



Creative Commons By Bluecherry1408

日本で売られている熊胆(ユウタン)については、また後日。。。

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(2007/10/07)

闇の中の熊胆取引  も良かったら読んでください。


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