2008年2月5日 週刊ダイヤモンド2/9号 「グーグル化」
特集のタイトルに「グーグル」とありますが、実際には、勝間和代氏に関する記事です。
この勝間氏、ものすごく著書が売れる売れっ子です。
ダイヤモンド誌とグルなのではないか?と勘ぐりたくなるくらい、誌の論調は礼賛です。
ちょっと不気味です。ずいぶん前ですが、ダイヤモンド誌で連載されていた、福岡ダイエーホークスの福岡ドームに関係するホテルマン(人名は忘れてしまった・・・)の改革手腕、人心掌握術礼賛記事を思い出してしまいました。
福岡の記事は、私は連載されているときは、なんてすごい手腕をもったトップがいるんだ!と感動していたのですが、ほどなく忘れかけた頃に、その人が、、たしか、痴漢かセクハラかで捕まってしまいました。
そのとき、その人がダイヤモンド誌の関係者であることもわかって、幻滅した覚えがあるんです。
私はダイヤモンド誌は好きな雑誌なので定期購読しているのですが、信頼しすぎは禁物だと思います。今回の記事はなんとなく、同じような雰囲気があります。
なにしろ、勝間氏は今回のダイヤモンド記事で取り上げられることによって、自身の著作の売上はアップします。そのような利害関係にある相手を持ち上げるだけ持ち上げる論調というのは、、怪しいなあ、と思ってしまいます。
なお、勝間氏やその著作に反感を持っているわけではないです。
ただ、大掛かりな広告的な記事だなあという印象なので、そんな記事ならば、フリーペーパーにしてほしいなあと思いました。お金を払って購読するには値しない号だな、と。