ミシュラン三ツ星 すきやばし次郎
「おすすめ」以外に何があるのか 知りませんが
とりあえず 「おすすめ」をいただくことに。
いただいた おすすめ 20貫
かれい
あおりいか
いなだ
あかみ
ちゅうとろ
おおとろ
こはだ
あわび
あじ
くるまえび
かつお
しゃこ
あかがい
うに
こばしら
いくら
あなご
たまご
二郎の鮨は、20カンの「おまかせ」というコース仕立てになっている。 それは、半世紀以上鮨を握り続けてきた二郎が、試行錯誤の末にたどり着いた究極の20カン。 すべてのネタがおいしく食べられるように、握る順番や、ネタの温度に細かな配慮がされている。 そのドラマは、あっさりとした白身で幕をあける。鮨の王様・マグロの次には、さっぱりしたコハダを握る。マグロの脂を、酢の酸味でぬぐい去るためだ。常温のハマグリの次には冷えたアジを握る。温度差のあるネタを交互に出すことで、一つ一つのネタが際だつと、二郎は考えている。そしてコースの中盤には、藁(わら)で燻(いぶ)して香りを付けたカツオを配置。最後は、芝エビをたっぷり使った甘い玉子焼きで幕が下りる。
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なるほど~
と感心しているヒマはありません。
ものすごい勢いでお鮨、でてきます。
「おすすめを、お願いします」
と言った数秒後には、最初のかれいが目の前に。
口へ運ぶと もう目の前に次のネタが!
二郎さん、超人的な速さです。
今まで食べたことのあるお鮨は、
ネタがシャリの上に乗っかっている感じでしたが、
二郎さんのお鮨は、ネタがシャリを丸く包み込んでいる感じです。
おいしくて 感動。
しかし。
二郎さんのペースで5貫ほど食べた頃に はっと気づく。
このままだと 10分で20貫食べ終わってしまう・・・
というわけで
急きょ 大吟醸をオーダー。
時間をかせぐことに。
だって、1人3万円ですから・・・
頼んだお酒は賀茂鶴。
お酒を頼んだことで
ようやく
二郎さんの職人芸を見る時間の余裕がうまれました。
ネタには微妙に切り込みが入っていて
シャリにそぐって丸くなっているんですね。
ネタは、どれも美味しいんですが、
私がハッとしたのは、カツオ、ウニ、たまご。
カツオは藁でいぶしているらしいのですが
香り高いです。
たまご は 私の知っている卵焼きではありませんでした。
カステラのような感じ。
芝海老のすり身と大和芋を加えた生地を40分以上もかけてじっくりと焼き上げる。そうです。
それにしても。
結局
「すきやばし次郎」滞在時間は30分!
となりの男性は、10分でした・・・。
聞いてみると、やはり、皆さん10~30分で 帰られるそうです。
世界の ミシュラン三ツ星店で、こんなに滞在時間が短いのは
お鮨だけではないでしょうか?
ネット上には賛否両論あるようです。
美味しいか美味しくないかは 人それぞれの好みによりますが
けして気軽にいけるお値段ではないだけに
人によっては この部分も 影響しているのでは?と思いました。
うーん。三ツ星のお鮨って、どうなんだろう・・・
「この際 味比べをしてみよう」ということで
すきやばし次郎で修行してミシュラン三ツ星を獲得した
鮨 水谷
に 本日行ってみることに。。。
- すきやばし次郎―生涯一鮨職人/小野 二郎
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- すきやばし次郎 旬を握る/里見 真三
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- 東京すし通読本 (エイ文庫)
- ¥777
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店名 すきやばし次郎 (すきや橋次郎)
住所 東京都中央区銀座4-2-15 塚本素山ビル B1F
電話 03-3535-3600
営業時間 11:30~14:00、17:00~20:30(土曜は昼のみ、予約制)
定休日 日曜、祝日
座席 C10席、T13席