「空間たのしみラボ」のナカ

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「空間たのしみラボ」は建築・インテリア計画、カラーコーディネートといったサービスを提供しています。その「ナカノヒト」を紹介するブログです。小さなころから「建築」を意識する環境で育ち、アートのガイドもライフワークです。

 最近気になる、アート、インテリア、カラー・・・

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空間たのしみ研究所-表紙

『場』『色』『光』『素材』『香り』…そんな

プロの視点でガイドする「空間ワクワク体験の旅」です。


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2019年9月4日(水)~18日(水)開催の「手塚愛子|Dear Oblivision 親愛なる忘却へ」を観てきました。

一見すると重厚なタペストリーのような作品たち。

それらが糸として分解されています。

作家の手塚さんによって糸がほどかれているのです。

織物なので経糸(たていと)と緯糸(よこいと)で作られているわけですが、出来上がって何かの絵柄になっていたものが、素の「糸」に分解されるた途端に、織地の上にあらわれていた色も分解されてしまいます。

作家は織物をほどいて、新たに織り直したり編みなおしたり、はたまた刺繍するという行為で、過去の出来事と現在をつなげて見せてくれています。
過去の出来事というのは、織物の絵柄に見られるモチーフやテーマだったり、織物がつくられた背景にある伝統や歴史だったりしますが、これを利用しながら再構成すると、今までみたこともないモノが出来あがります。

とはいえ、個人的には「隠れていた色が見えてくる」というその現象は、刺激的で、かなりじっくりと見入ってしまうのでした。

 

このほかに小さな布地に刺繍したレースのような作品や、大きな作品もあり、見応えがあります。

工芸なのか、装飾なのか、そういった考えを飛び越していく作品です。
単純にきれいな糸や布だというだけでなく、織物に込められた歴史や伝統と向き合ったときに自分自身の中にあるものの反応の仕方が、ワクワクしてとても楽しく、今後も注目したい作家さんです。

こんばんは。

昨日から晴れ間が続いていますね。今夜は満月を眺めながら上野公園を歩いてきました。少し蒸し暑い中、風が吹いてだいぶ心地よくなった夜です。

夜の東京国立博物館

22時近くのトーハク(東京国立博物館)を見るのは初めて。満月を背にして撮っています。

 

これまで長年、国立の美術館でボランティアガイドとして活動をさせて頂いてきたのですが、加えてこの4月から上野の「とびらプロジェクト」のアートコミュニケータ(通称:とびラー)も始めました。それで上野に通うようになりました。

ブログが止まっていた原因でもありますがニヤリ

 

このアート・コミュニケータ「とびラー」についてはまた別の機会にお話するとして、今夜はこれに関連して東京芸大で講義を聴講してきました。それは東京芸大の「アート×福祉」をテーマに学ぶコースDiversity on the Arts Project (通称:DOOR)の講義の一部です。

 

今夜はその中の「ケア原論」で看護や介護に関するお話でした。講師の飯田大輔先生のお話は多岐にわたりましたが、「ケアはその人の生命力をできる限り消耗しないで過ごせるように生活を整えること」という基本からどのお話も考えていきます

 

人間は「生命体」であると同時に「生活体」であるからです。

 

それは終末期においてもそうで、人間は放っておいて自然死になるわけではなく、最後まで「生活を整えないと自然死にならない」のです。

 

このお話をきいて個人的にはどんな風に死にたいかをまず考えようと思いました。それは、どんなふうに行きたいかを考えることにつながるからです。

 

エンディングノートを書くと、よりよく生きられるなんて話を聞きますが、まさにそれだと思います。

 

そして帰り道、「今日は月がキレイで心地よい風が吹いて、こんなに色々なことを学べる機会があって、持参した紅茶もおいしくて、楽しく信頼できる夫が家で待っていて、私は幸せな人生だなぁ」と今の自分を思うのでした。

 

そんな気分にしてくれた、上野公園の自然と夜の暗さも素敵でした。とくに気持ちが解放されるほどの芸大の構内の「暗さ」は素晴らしかったです(下の写真よりもっと暗い印象です)

 

またとびラーのお話も書きたいと思います。

おやすみなさい。

夜の東京芸大

2019年3月のハワイ旅行の話の続きです。

今回はハワイの歴史について♪

 

南の島にきて遊ばず何やってるの?と言われそうですがちゃんと遊んできたその後です。

島の中を北へ東へ行ったり、テレビを見たり、お店の人と話をしていると、もっとその理由が知りたいという気持ちがわきます。

 

日本との関係がとっても深い地域なのにハワイって不思議でないですか?

そもそもの民族は白人系でないのに、日系をはじめとした大量の移民がいるし、独特のダンスや言語といった文化があって、それなのに今はアメリカに取り込まれてしまっていて...

果たしてどういった経緯で?

 

ということで、まずは月・水・金曜日の午前11時30分から開催されている、イオラニ宮殿(Iolani Palae)の日本語ツアーに参加しました。

ここ、アメリカで唯一の宮殿なんです。アメリカで王室があったのはハワイだけだったということですね。

10分前までに受付(上の写真とは別の四角い建物)に行ってガイドツアー(大人27ドル)に申し込めば胸に貼る参加証シールをくれるのでこれでOKです。

27ドルが高いとお思いかもしれませんが、自分で回るオーディオガイドツアーでも20ドル。7ドルの差ならば絶対にガイドツアーのほうが価値があります!

 

ガイドは上の写真の裏側にある階段からスタートなのでそこに集合です。

 

ここに立っていたお兄さんに聞くと「前の英語ツアーのグループが出発してから階段上がってね」というので少し待ちました。

 

しばらくすると日本語ガイドのEMIさんが来て、上に呼んでくれました。上がるとそこにあるベンチに座って説明を受けながら、靴カバーを渡されました。

 

ツアースタートです。

ホール中央にあるKoa(コア)材の素晴らしい階段。これはハワイの木材です。色艶がとてもきれいな木でドアなども全てこれで造られていました。

この階段、オーディオガイドツアーでは触ることも登ることもできないのですが、ガイドツアーでは手すりに触りながら上れますドキドキラブスベスベ

 

ホールにはハワイ王室と日本の大名や皇室との関係を物語る贈り物の数々が…びっくり

伊万里焼とか薩摩焼とか七宝細工とかいろいろ

室内は当時(日本の江戸末期)としては世界一のハイテクだった電灯や電話器が設置されていたり、ヨーロッパのすばらしい調度品があり驚くことばかり。なぜヨーロッパ風なのかを聞くと王族はみんな英国に留学して勉強していたからということでした。

また日本に19日間滞在して明治天皇と交友を深めた王様のお話とか、最後どうして王室がなくなったのかといったお話をききました。

ここに幽閉された女王様は本当にお気の毒…

 

↓これは王族のベッド。左右に置かれた羽のついた棒の飾りは「カヒリ」という王族の"おしるし"とでもいうもので個人個人違うタイプのものを持っていて、行事の際には必ず飾るのだそうです。

EMIさんにお話きいていると、どんどん知りたいことが増えてきます。ツアーの時間は過ぎていたのに、

なぜ移民が増えたのか?

キリスト教が来る以前のハワイ文化はどういう世界観なのか?

と質問すると延長してお話してくれましたが、そのあたりは博物館であるビショップミュージアムがおすすめだそうで、そちらでは毎日日本語ガイドが開催されているそうです。

これはミュージアムに行くしかないですね。

それにしても宮殿のガイドツアーは本当に内容が濃くて良かったです!

 

このあと外に出てみると、ホノルル市立のロイヤルハワイアンバンド(Royal Hawaiian Band)がお庭で演奏していました♪

生演奏&フラダンスを楽しんできました。

 

次はハワイ州の知事室について♪

 

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2019年3月のハワイ旅行の話の続きです。

 

今回はプリペイドのSIMカードを買うお話です。

海外の飛行場について最初にやることはスマホ用のSIMカードを買うことだ!と思っていたのですが・・・

ホノルルの空港にはSIMカードの自販機もショップもありませんでした。

 

ここ数年の旅行を思い出すと、アメリカ本土、イギリス、南米のペルー、アルゼンチンでもSIMカードは空港で買ったと記憶しています。同じアメリカでもハワイの空港はまた違うものですね。

 

街なかで買う場合は自分でお店を探さないとなりません。この場合は

Google Mapで"SIM card"といれて今いるエリアを検索すればお店が見つかります。

 

ワイキキの路面店が他の方のブログでも紹介されていましたし、実際Google Map での評価もよかったのですが、宿泊していたところからは遠かったので、初日の夕方に食材を買いに行くついでにアラモアナセンター(Ala Moana Center)の中で買うことにしました。

 

アラモアナの中では案内図にTechnology & Gamingのカテゴリーで6~7件くらいのお店がありました。

その中で携帯電話会社として知っていたのは"AT&T"と"T-mobile"なので、まずはこの2つに行ってみました。どちらにも短期利用できるプリペイドのSIMカードはありました。

 

AT&TはTarget(イトーヨーカドーのような店)に近いところですぐに見つかったのですが、話をすると順番待ちだというのでT-mobileへ行きました。T-mobileの場所は3階でちょっと外れたところにあるせいかお客がいませんでした。

 

閉店まで30分くらいでしたが、T-mobileのピンクと同じ色のピンクに髪を染めた少し乙女なお兄さんが丁寧に対応してくれました。

 

データだけのSIMだったら1週間使えるタイプが税抜き10ドルと教えてくれました。電話番号がつかないのでテキスト(ショートメール)はできません。

 

お兄さんのおすすめは1か月使える税抜き40ドルで国内通話もテキスト(ショートメール)もし放題というもの。もちろんデータ通信にも使えます。

プランの名前は

$40 Simply Prepaid 10GB LTE 

  • アメリカ国内通話し放題
  • テキスト(ショートメール)し放題
  • 10GBまでのデータ利用
  • 速度は4G LTE
  • 音楽放題という10GB以外に使えるデータサービスもありましたが使いませんでした。

 

1週間の滞在なら10ドルでいいと思ったものの、同行していた妹の端末ではテキスト(ショートメール)しかできないので40ドルのプラン(税込み41.88ドル)としました。

 

ピンクの髪のお兄さんはとても親切で、SIMカードをいれてのアクティベイトやそのあとに通話ができるかの確認など丁寧に処理してくれました。

 

彼と「今日着いたばかりなんだ~おすすめは?」などとおしゃべりしていると「ハワイ島がお勧め♪フェリーで日帰りできるよ」というのでこの時はハワイ島日帰りツアーも考えていたのでした。

 

さてこれで電話番号がもらえましたので、この後すぐにスーパーの会員登録に使って割引サービスを受けられました。

 

聞くところによると、アラモアナは皆さん行く場所らしいのでここでSIMを買うのもいいですね。

 

次はハワイの文化についてです♪

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ハワイ旅行の話の続きです。

 

2019年3月、初めてのハワイでした。

自由に食事をしたかったのでキッチンのついたコンドミニアムに宿泊しました。

今回泊ったところは写真のような設備がありました。

おいしいパンを買ってきて朝は部屋で自炊し、疲れた日の夜はテイクアウトしてきたPoke don(ハワイの海鮮丼)やスーパーのお惣菜で楽しみました。

 

 

着いた初日は飛行機移動で疲れていますから、フロントに交渉して少しでも早くチェックインさせてもらいました。そしてシャワーを浴びてお茶を飲んで夕方まで横になって休憩~やしの木

 

暗くなってからようやく行動です。

夜ごはんがてら最低限の食材を買いに出かけました。

 

アラモアナショッピングセンターが近くだったので車で行き、Foodland FarmsというスーパーやTargetで色々購入。

  • 500mlのミネラルウォーター1箱(24本)~半分は車に積んでおいて消費
  • 朝のスムージーのためのフルーツ、野菜
  • 朝ごはんのためのオートミール、牛乳、卵
  • 夜ごはんのためのチンして食べられるごはん(サトウのごはんのようなもの)
  • [別の日に購入しましたが]手作りパン

 

余らすのが嫌なので調味料は日本から少量ずつ持参しました。

その他持っていって正解だったのはお茶の類。美味しい玄米茶はやはりほっとします。

 
またコンドミニアムの1階にはレストランもアイスクリームショップもコンビニもあって、果物やお惣菜、缶詰や牛乳なども売っていましたので、いざとなったらそこで買えるのも便利でした。
自宅で過ごすかのように、ごろごろしたり、ベランダで景色を眺めたり、テレビを見たり、コーヒーを淹れたりとコンドミニアムの生活はとても寛げました。

次はSIMカードのお話です。
 
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