一こまブルブル

今日は携帯漫画の打ち合わせでした。

いろんな打ち合わせがありますが、私の場合は

どんな内容にしようか、という「プロット」を作るための

打ち合わせをします。

ここに結構時間がかかります。

だいたいの流れのイメージが出来ると次は

「ネーム」です。

絵コンテのように、ノートサイズに鉛筆(必ず）でコマを割っていき、

フキダシの中にセリフを入れていきます。

これが作品を作る中で一番苦しむところです。

何度も何度も読み返しては描き直し。

スラスラと描ける時もあるけど、かなりの集中力を使うので、

ネームを作った日は他のことはなんにも出来ません。

これは下書きをちゃんとペン入れしたところ。
コピーをとって見開きにして、流れを見ながら描きます。

（見にくいですね。今度もっとちゃんと撮りますね）

そしてペン入れ完了したところです。

これも次回の流れを見るためにコピーをとって見開きにしておきます。

まだ出来たてなので、フキダシの中は私の手書きの鉛筆のままです。

これは「薔薇とブラックパンツ　第2部」第3話（１６ｐ）で、携帯で見る漫画ですが、

雑誌に載るように1ページごとに描いています。

単行本になったときに、一こまがバラバラだと困るのでいつものように描いています。

携帯漫画は知っている人も多いと思いますが、

あの小さな画面で読むので、ひとコマずつ出てきます。

ホント演出がすごくて、小さなフキダシが飛び出てきたり、

映画の画面のように右から左へとコマが流れて行ったり、

驚く場面では画面が大小になって、バイブで携帯がブルブルしたりします。

初めて見た時は、自分の作品なのに一緒にブルブルと

驚いてしましました

一度見てみてくださいね。『ゲッキン』です。