ウイグル暴動 | 釘師物語

ウイグル暴動

曇り空、ジメジメと湿った空気の大分。


夜になって一雨来たが、それが益々ジメジメを誘発し息苦しい。


こんな日は、ぱぁーっと旨い焼酎をかっくらって


サッと寝てしまいたいのだが、まだまだ禁酒中。。。orz



180-110の高血圧は、125-70の正常値に戻ったが、


血糖値を示す値が、6.4以下が正常のところ、6.5.。。。



もう少しの辛抱である。(; -ω-)y―~~~




さて、7月6日に起きた支那・新疆ウイグル自治区で起きた暴動。


ウイグル自治区はチベット自治区の北に位置する。


チベット同様、支那共産党の手によって侵略され、


膨大な数の漢民族が移入。


やはり漢民族中心の弾圧、統治が行われている。


一度取り上げた、「支那による人権無視の核実験」によって、


ウイグル族は100万人単位で殺され、そこに漢民族流入。



現在の人口は、ウイグル族960万人に対し、漢族800万人。


しかし首都ウルムチでは、ウイグル族の人口は4分の1.


同化政策により、ウイグル族が淘汰される可能性が高い。




■発端は、広東省での出来事


 広東省の工場で働いていた漢人が、ネットで


「ウイグル族6人に、漢族の少女2人が強姦された」と

 

デマの書き込 をしたのがきっかけ。



 その書き込みに反応した漢族100名ほどが、ウイグル族を襲撃。


2名のウイグル族が死亡し、100名ほどが負傷した。


その際、漢族の暴徒には何者かが棍棒を用意し、暴徒をあおった。


インターネットの写真には、同じ棍棒を持った漢族が写っていた。


ウイグル族の死亡者数は、16名とのネット情報もある。



 その際、支那警察はウイグル人の携帯電話を取り上げ、


外部へ連絡ができないようにしていたという。




■その警察の取り締まりに対して、「不当だ!」と声を上げたウイグル族。


 支那国家への忠誠心を示すために、支那国旗を掲げてデモ行進した。



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 どこで暴徒化したかはわからないが、北京オリンピック前のチベット暴動などと同じく、


日頃から漢族に虐げられているウイグル族の怒りによって、


デモ行進が巨大化していったのだろう。



 デモを阻止するために、支那警察は発砲。


支那当局の発表では、156名が死亡と伝えている。


また拘束されたウイグル人は1400名以上。


「武装警察は男を裸にし、首を足で踏みつけた。

体に少しでも傷があると、暴動に参加したとして連行していったわ!」


「60歳の女性も殴打された」「無事に家族を帰せ」


「156名?ありえない。数百名規模で死んだ」と、


8日の報道は現地のウイグル人の発言を伝えている。




156名もの死者。


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警察の発砲なのか?


しかし、死体は警察当局によって持ち去られ、いまだ海外メディアが確認することができない。

 

インターネットなどの通信も遮断された。


携帯などで撮った動画が、You Tubeなどへ流れ、世界へ配信されるのを防ぐためだ。


携帯電話なども通じにくくなっている。


8日の報道では、ウイグル族のデモの模様を流していたNHKも


放送中、いきなり遮断された。


■支那当局の発表では、


「暴動は、海外の亡命ウイグル人を束ねる『世界ウイグル会議』が計画し、扇動した。」


と決めつけている。




が、そんなこと信じる人はいないだろう。




■ノーベル平和賞の候補にも挙がったことのある『世界ウイグル会議』の


ラビア・カーデル議長は、


「私が抗議を組織したり、呼びかけたりした事実はない。」


ときっぱりと否定している。 (→記事)




このあたりは、同じ侵略しているチベット自治区に対する対応と全く同じだ。




チベットの暴動に対しても、支那当局は


「妄信者、ダライ・ラマ14世の扇動だ。」


「ダライ・ラマ14世が支那からの独立を画策している。」


「すべて、ダライ・ラマが悪い」


として、一歩も引く構えはない。



ダライ・ラマ14世が「独立など求めない」「ただただ対話をしたいだけだ」


いくら言っても、支那共産党は認識を変えない。


北京オリンピック時の頃は、一時的に「対話に応じる」としていたが、


ダライ・ラマの使者が日程を伺いに行ってもなしのつぶて。


オリンピック後は、また同じ発言を繰り返している。


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ダライ・ラマ14世



■なぜ、自国民を弾圧するのか?


支那が、チベットやウイグル、モンゴル、満州を侵略し


そこに住む少数民族を弾圧統治しているのは世界各国の共通の認識だ。



しかし、「自国民」「支那の一部」とする人々をなぜこれほどまでに弾圧するのか?



不勉強な私にはなかなか理解できないでいる。



チベットのダライ・ラマ14世は、


「独立しない」「ただチベット族も漢族と同じように扱ってくれ」と言っているのだ。



漢族には、弾圧しない?


いやいや、支那では少数民族だけでなく、漢族も同じように抗議、暴動を起こしている。


あまりに数が多すぎて、ニュースにさえならないが、その数・・・


実に10万件/1年!!



そのたびに、支那人は殺されているのである。



そのため、支那人も共産党には憎悪を燃やす人々が多い。


しかしその圧倒的な力の前に、完全に押さえ込まれているだけなのだ。


支那国民と支那共産党は、いわば敵同士なのだ。



支那4000年の歴史と言うが、


その歴史の分岐点、支配する者が交代する時には、


前王朝に携わった者達はすべて虐殺されている。


今の支那・共産党が倒れる時もそれは繰り返されるだろう。


共産党の指導者たちは、共産党が崩壊する時は自分達の命もない事を心得ている。


だからこそ、意に介さない者は徹底的に叩く。




チベットで数百万人を虐殺した胡錦濤総書記。


法輪功弾圧を強め現在も不当な逮捕、行方不明者、

虐殺を続けている李長春。 (現在No.5)



支那では、少数民族や共産党が敵とみなした自国民を


徹底的に弾圧すると党内での地位が上がる。(-""-;)




北京オリンピックの候補に挙がったとき、


IPC(国際オリンピック委員会)に対して、支那が約束したことがある。


「人権弾圧をやめ、世界に誇れるすばらしい国家を目指す」



しかし、現状は逆だ。


人権弾圧は以前にもまして強くなり、民主化の声はしらみつぶしに抑圧を受ける。


ネット監視・遮断、海外メディアの立ち入り禁止、


加えて共産党に都合の良い記事のみを配信するなど巧妙化している。


また、日本など海外からの企業を甘言で誘致し、お金をむしりとり


その国々のメディア、政府、などに深く入り込んで


支那の実態に目をつぶるように仕向けている。




人権政治家とされるアメリカのクリントン国務長官も、


「国務長官として、私は自分のエネルギーを人権にささげ続ける。」


と語っているが、


チベット人、法輪功学習者に対する虐殺など、


支那に対しては、ほとんど抗議の声をあげていない。





■ウイグル人の暴動に対して、漢人も自警団を組み事件は拡大している。


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ウイグル人が住む建物に投石する漢族




武装警官は3万人とも言われ、それに加えて漢族も


手に木刀、鉄パイプ、スコップ、ナイフなどを持ち、ウイグル族と対抗している。



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支那の武装警官隊



死者156名の内訳は知らないが、


一部暴徒化したウイグル族に対抗するために、漢族も手に手に武器を持った。


こちらの記事をごらん頂こう。


▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

朝日新聞 7月7日配信


「ウイグル族に殺された」漢族が抗議デモ 新疆の騒乱


【ウルムチ(中国新疆ウイグル自治区)=奥寺淳】1千人以上が騒乱で死傷した中国新疆ウイグル自治区ウルムチで7日、ウイグル族に反発した漢族住民による数千人規模のデモが起き、一部が暴徒化してウイグル族の住居や車を襲撃した。ウイグル族側の抗議も続いている。漢族とウイグル族の対立感情が高まっており、自治区当局は同日、夜間に車でウルムチ市内に外出することを禁止した。


 漢族のデモは午後1時ごろ始まった。会社員や大学生ら数千人が参加し、「ウイグル族に多くの漢族が殺された」と抗議。市街地南部のウイグル族居住地区入り口付近で数百人の警官隊ともみ合い、一部の漢族が居住地区になだれ込んだ。参加者はこん棒や鉄パイプを持ち、「自衛のため」と職場で配られた例もあるという。先のとがった鉄の棒を持つ人もいた。


 この日午前には、5日夜に騒乱があった大通りで、ウイグル族住民約200人がデモを開始。女性が中心で、夫や息子たちが拘束されたことに抗議し、数百人の武装警官ともみ合いになった。

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲



この記事を見て、最初にどう感じただろう?


「ウイグル族に殺された」とする最初のタイトルが目に飛び込む。


この事件を最初に見たら、


「支那のウイグル族が、漢族を殺し始めた」


と思うのではないか?




本文を読むと、「漢族が殺された」という漢人の言葉を引用はしているが、


この時点では、支那当局も漢族、ウイグル族どちらに何名の死者が出たか発表していない。


嘘か誠かわからない言葉を、タイトルに持ってきて世論をあおる。


あの田母神氏解任の記事「ぞっとする」に共通の手法だ。




確かなのは、


「漢族が、ウイグル族の住居や車を襲撃したこと」


「午前中に警察に拘束された夫や息子を返せと、ウイグル人女性が抗議したこと」


この2点である。




この記事に付けられている写真も、


投石する漢族と武器を持たず、ただ拳を振り上げて抗議するウイグル族だ。




簡単に言えば、誰が悪いかわからない物を、


「ウイグル人が悪い!」としているのだ。


これが、印象操作といわれる手法。


朝日のお得意芸だ。



動画→You Tube「漢族“自警団”」



決して支那の悪いところは書かない朝日。


今回の騒動は世界に知れ渡ってしまったので、


できる範囲で、支那のイメージを損なわないよう配慮しているのだ。




配慮?


思わず、全うな言葉が出たが、


その本質は、支那メディアの「新華社」と同じ、、、



『支那のプロパガンダ機関』


としての一面を見せている。




あのチベット侵略時、、、


支那人民解放軍がチベットに侵攻、家屋に火をつけ


多数の僧侶を殺害し、尼僧を犯し、寺院のほとんどをぶち壊し、


チベット人の子供に銃を持たせて、その親を殺させる・・・


等々、数々の目を背けたくなるような惨状を、


「チベット国民は、『農奴から解放された』と諸手を挙げて歓迎している」


と報道し続けた朝日新聞。




昔も今もその本質は変わらない。




今回の動乱で、世界各国の人々が支那の本質を見極め


各国政府に真っ当な判断を促すように声を上げてもらいたい。


そうすることが、支那で抑圧されている人々の願いなのだ。




ではでは。(・ω・)/



釘師物語


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