対談「田母神氏&川口ユディ」2 | 釘師物語

対談「田母神氏&川口ユディ」2

ようやく本格的でしょうか、雨が降り続いています。


鳩ぽっぽの献金問題、あたらな事実が浮上しています。


選挙応援者のリストを使ったと思われていた【故人献金】


鳩ぽっぽや民主党に全く関係の無い人の名前があった!


全く面識も応援したことも無い人が献金報告書に記載されている。。。


大変なことですね。小沢氏と同様、メディアで取り上げるべき問題です。




その【故人献金】問題と民主党の【安全保障政策】とを


党首討論で麻生首相に追求して欲しかったのですが、


7月1日に予定されていた党首討論が中止になりました。


鳩ぽっぽからの一方的な通知で。





今のパチンコ業界では、


 絶対に勝てない相手とは勝負しない。


 確実に勝てる格下の相手を徹底的につぶす。


といったセオリーがありますが、



次期政権を狙おうというミンス党。


自民党との格差はないわけです。


だったら、身の潔白は国民の前で釈明すべきだし、


国家の根幹に係わる安全保障問題については、


徹底的に論議すべきです。




小沢前代表といい、鳩ぽっぽといい、


都合が悪くなると議論をしないミンス党って。。。orz



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さて、前記事の続き。


釘師物語
●田母神前空幕長


●川口ユディ

ジャーナリスト、NHKレポーター

ハンガリーブタペスト生まれ。

米国に留学しイリノイ大学にて芸術を専攻。

同地で現在の夫に出会う。日本在住。

現在ジャパンタイムズで隔週人気コラム掲載。

NHK「ウィークエンド・ジャパノロジー」や「ニッポン・アートウォーク」の

レポーターとして日本人や日本文化を世界に紹介している。

また、元特攻隊員の貴重な証言を自身で設立した㈱盛之助の

ウェブサイト「morinosuke.com」で公開している





【国家への背信を繰り返す官僚】


○ユディ

 2003年に私、ハンガリーのとても有名な経済雑誌で南京大虐殺の記事を書いたんです 南京大虐殺を日本人の目で検証しましょう」みたいな内容で、実際に当時、南京にいた人に取材もして、アイリス・チャンの言っていることこととの矛盾点などを指摘したんです。その記事が出た次の日、誰が文句を言ってきたと思いますか?


(※アイリス・チャン:米国でベストセラーになった「レイプオブ南京」の著者。日本の歴史家、研究家によって完全な捏造本だということが判明している。著者は後日自殺した。)



○西村

 中国?



○ユディ

 違います。日本の外務省ですよ。編集長に「あなた、何をやっている?この川口ユディはどんな人物ですか?日本でも知られている経済雑誌で、こういう話はやめてちょうだい」(笑)



○田母神

 私も似た話をロシアで聞いたことがあります。それに今現在、私も似たような体験をしましたよ。今、全国を講演して回ってますが、それを防衛省が邪魔するんです。防衛省の外郭団体に対し「田母神前空幕長の講演会を主催しないように」とか「できるだけ参加しないように」とか指示してるんです。実は郷友連盟(旧軍人・自衛隊OBなどの団体)主催で私の講演会が企画されたんですが、それが防衛省の内局の指示で主催できなくなりました。

 それで私は自民党本部で政治家の先生方に講演する機会があったので、「これはおかしいと思いませんか」と言ったのです。すると自民党から防衛庁に指導がなされたと思うのですが、防衛省から「郷友連盟が自主的に開催を断念したことにしてくれ」と言って来たのです。おかしいでしょう?



○ユディ

 おかしいですね、それ。



○田母神

 だから今、私の講演をいろんな団体の人たちが支援してくれているんですけど、防衛省関連の団体、自衛隊関連の団体だけが私を支援できないんです。



○ユディ

 でも、田母神さんがクビになっちゃうことがおかしいでしょ。あり得ないことですよ。どこから見ても許せない。



○西村

 もしハンガリーだったらどうですか?ハンガリーの空軍大将が「自国の歴史に誇りをもて」という論文を書いたら?



○ユディ

 絶対クビになんかならない。愛国心もたないと、自分の国守れないでしょ。基本ですよ。昨日、アメリカの海軍の友達に電話したの。「もし田母神さんがアメリカ人だったらどうですか?」って。

 みんな「応援するよ。反対する人がいても絶対クビにならない」って言ってましたよ。田母神さんは愛国心もついい人、バイアス(偏向)でもない。



○田母神

 ありがとうございます。でも、外務省も同じ事しています。アパグループの元谷外志雄代表は各国大使にお友達が大勢いるわけです。去年12月の論文の表彰式に、その方々に招待状を出したけれど、みな来ない。どの大使も「外務省の課長から『出席しないでくれ』と言われたというんですね。また優秀論文として選ばれた13点を世界各国の日本大使館に配ったんですが、それをまた外務省が「使わないように」と指導したというんです。外務省も防衛省もそうでしょう、日本の官公庁って何なんでしょう。



○西村

 いやぁ、おかしいですね。同じく財務省もおかしいですよね?中川昭一元財務大臣のあの一件、軍事の専門家から見て、どうお感じになりました?



○田母神

 大臣の体調が悪いと判断したら、公の場には出しませんよ。普通そうでしょう。



○ユディ

 私、周りの人間が悪いと思った。日本の敵よ。日本のイメージ悪くしたいから、中川さん出した。あーもう許せないと思った。



○西村

 軍事的視点から見て、客観的な状況だけで判断しても、限りなく「工作」に近いと思いませんか?



○田母神

 そうですね。私はあのとき周りについていた財務省の役人、みんなクビにしたいです。



○ユディ

 私も同じこと思った。全員クビ。



○田母神

 あのとき麻生さんが「ついて行った奴もみんなクビだ」を言えば良かったんです。そのへん、日本の政治家はもっとリーダーシップを勉強しないとダメですね。人を使うとか人を動かすとかいうのを勉強しなくてはならない。自衛隊では指揮官の心構えとして、そういうことをみな心得ています。



○ユディ

 日本の政治家たちは本当に田母神さんみたいな意見を持つべきですよ。でも、実際にはそれできないです。だから田母神さんがいうことに反対する。だから田母神さんの問題も政治問題ですよね。



○田母神

 政局だけなんです。何かというと自民党は逃げる。問題を避けるために、ちょっと妥協するわけです。妥協して左に寄る。そこが知らず知らず基準になってしまうから、次に問題があったときに、さらにまた左に寄る。それをずっとやってきて、今回、私の問題が起きたと。

 麻生首相が何と言ったか?「立場が立場だから不適切だ」。これは「君は航空空幕長という高い立場にあるんだから、こういうことを言ったら政局に発展するのはわかるだろう。そうしたら俺が困るだろ?だからそういうことは言うべきではない」と言っているんです。本当は私が言ったことが正しいんだけれども、政局にしないために、それを避ける道を探る。戦後ずっとそのやり方を続けてきて、どうですか?日本は良くなりましたか?どんどんおかしくなっているじゃないですか!それをわかっていながら、同じ過ちを犯し続けるんですよ。



○西村

 その繰り返しですね。おそらく、麻生首相だってわかっているはずなんです。本心では「これはいい事かいてあるな」と思っていると思います。



○田母神

 いや、総理は読んでいないと思いますよ。読みもせずクビにしたと思います。



○西村

 そうかも知れない。内容だけレクチャー受けて。本当に、ユディさんがおっしゃったように、田母神さんこそリーダーシップを政治家に教えるべきですよ。


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田母神さんの怒りは、個人的な恨みつらみというよりも、


国を思うがゆえに、政治家や官僚の行為、態度、判断、言動が許せないんだと思う。




今の国会は「日本を愛さず、利用する」政治屋たちでわんさかしている。


政府もそうだ。


その四面楚歌に近い状態で、最低限のことはやろうとしている麻生首相。


しかし、田母神氏の問題は、リーダーシップを発揮すべきだった。


悪い形相を更に悪くして、三角の口元を四角にして吠えるべきだった。


しかし、「政局」なんて、今のミンス党と同じ考えを持ってしまった。



ま、太郎ちゃんの場合は、


「政権を渡してはなら無い。」という単純にそのことだけを考えているのだろう。


「自民党が滑り落ちれば、国家が危ない」ということは十分にわかっているはずだ。




「政権を取って、国を解体しよう。」「そうすれば俺らは儲かるし。。。」


・・・などとふとどきな考え方をもつのとは、方向が全く違う。



釘師物語


ではでは。(・ω・)/




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