2021 JB九州第3戦北山湖
さてさて、JB九州第3戦北山湖へ出場してきました。
今回はほぼノンプラクティス。
試合一週間前の土曜日に新しく導入した魚探のテストで北山湖へは行きました。
もちろんプラのつもりで行ったのですが、朝から雷が鳴っていたので昼から北山湖へ移動し少し魚探をいじって釣りもせずに帰りました。
あとから話しますがこれも一つのプラクティス。
北山湖の水位、水温、水質などなど、いろいろとチェックはできたので全くなにもやらなかったわけではなく、戦略として組み立てる上で必要な情報は入れてきました。
このブログを読んでいるJB九州プロ以外の方と北山湖へ釣りに行かない方はわかりづらいと思いますが、今の北山湖の現状を少し話しておきますね。
数年前からダムの工事のため大減水し魚が生き残れる水位を割り魚の個体が極端に減少したのと、鳥の鵜が入り出したのでバスがほとんどいなくなりました。
このメカニズムは書きませんが、いろんなマイナス条件が重なっております。
今の北山湖は本来の生態系が狂っておりバスもそうですが、水中生物の生態系が狂っています。※全ての文章はあくまでも私の主観です。
私の釣りの理論を覆す行動をとったり、バスの個体数があまりにも少ないので釣ることも出来ず情報量が少な過ぎて戦略を組み立てられないまま試合に臨むことが数年続いてました。
このことからプラクティスで釣りをすると釣れないイメージだけつくので今回はあえて釣りをしなかったわけです。
初めはもうこれは運しかないなとあきらめていましたが、プロとしてこれでいいのか?とずっと己とも戦っていたのも事実です。
しかし、ここ2年前くらいになるかな?やっと本来のバスの行動を少しずつとるようになってきたのを感じました。
それは生きるための本能なのかバスらしい動きを見せてくれるように私は感じてました。
北山湖戦に出ている選手がどういう考えで戦略を立てるのかはわかりませんが、少なくとも魚を釣るのは運しかないと思っている選手もいるはず。
私もそのうちの一人でした。
それだけ北山湖の魚の個体数が少ないのと釣れないからです。ウェイン率を見ても釣れないのは明らかですが、釣れないわけではないんです。
ここであらためて北山湖の状況をおさらいしてみます。
まず、
バスの個体数が圧倒的に少ない。
梅雨明け宣言してから放水していないため釣れにくい。
そのため増水傾向にある。
生態系が狂ってる。
ヘラブナが恐ろしいほど繁殖していてエリアの優先順位が変わってる。
コイが多分バスの卵を食べていてバスの繁殖がかなり遅れている。
一日中釣りしても一匹釣れたら奇跡。
釣れれば大きいのもいる。
小さい個体も大きい個体も釣れる確率は同じくらい。
中間サイズのバスがほとんど釣れない。
などなど、マイナス要因しかでてきません。
さて、皆さんならどう攻略しますか?
そんな北山湖で試合に勝つにはどうすればいいのか?
初めに理想(試合での目標)を書きます。
一匹釣れたらOK!サイズ関係なし!(90ポイント制?だったかな?なので釣れればポイントゲットで年間優勝しやすくなる。逆に釣らなければ年間優勝には絡めない)
できれば釣れたら大きい方がいい。
まぁほとんどの選手が一匹釣ることが目標にしている方が多いでしょう。
ここからは私の戦略になります。
それを書く前に少し脱線します(笑)
今の釣り業界はSNS等の普及により簡単に情報が入ります。
多くの方がSNS等で検索して情報収集してますよね。
なぜそのようなことをするか、もちろん自分の釣りのスキルを上げたり少しでも釣りたいなどさまざまです。
私も今ブログを書いています。
情報を皆さんに提供し私のブログを観覧してもらうためです。
しかし、そこにはお金はかかりません。
私は無償でやってますが、情報を提供し見てくださる方が多くなりアクセス数が増えるというメリットのためだけでやってます。
私は今年でプロ歴27年になります。
人生をバス釣りに捧げ真剣にバスと向き合ってきました。
正直、かけてきた時間とお金は半端ないです。
しかし、残念ながらこの釣り業界はその知的財産をお金に変えることが非常に難しい世界です。
なのでガチ勢は本心を絶対話しません。多分。
私もそうです。情報公開している内容は出しても構わない情報だということ。
ただ、考え方の方向性だったり、これからガチでやる人、釣りが上手くなりたい人、釘﨑誠治が何を考えて釣りをしているのかを知りたい人はこのブログを読むでしょう。
こういううんちくを嫌う人ももちろんいます。
そういう人は見なくて結構です。
ネットに転がってる情報は本当に正しいのか?いろんなメーカーさんが企業戦略としていろんなこと言ってますが果たしてどうなんでしょうねww
いろんなメッキが早く剥がれるとおもしろいのにな♪と思ってますww
さて、だいぶ脱線したので本題に入りましょう。
先程書いた北山湖の状況からみてどういう戦略が一番良いのかを私なりに考えてみました。
年間成績を考えると北山湖戦は絶対に外せないし、何がなんでも一匹は釣らなければなりせん。
小さくても一匹を釣りたいことはほとんどの選手がそう思っていると思います。
ではどうしたら一匹を釣ることができるのか。
大きい魚は単純に釣るのは難しい。釣れる確率は小さいのも大きいのも変わらないのであれば狙うは釣りやすい小さい個体。
ここからは試合中に同時に考えて行動しないといけないのでハッキリ言って難しいことします。
小さい個体に的を絞ったら次は魚コンディションや湖の状況、自然界のタイミング(よく言う地合いってやつ)やどのルアーをどのレンジとスピードでどう使うか、などを同時に行います。
まぁこんなことはSNSや雑誌などにはどこにも書いてませんから私も教えてもらいたいくらいですww
あ、また脱線しましたねww
何を言いたいか、今の北山湖ではバスとの遭遇率がかなり低いです。
もちろん釣れる確率も低くなります。
今回私がとった戦略はマネジメントして「全ての確率を最大限まで上げること」です。
場所、ポイント、釣り方、地合い、ルアーセレクト、ルアーのもつポテンシャルを最大限に引き出し魚の集魚力上げるなど。
今回は残念ながらフライトはほとんど最後の方でした。
しかし、開始30分で私はバスを釣っています。
去年の試合も全て同じです。
もちろん釣ったそのあとは勝ちにいくゲーム展開しますよ♪
ではどう確率を上げたのか。
ポイント(場所)は仕方ないです、フライトが遅かったら入りたいポイントは入られているので必然と空いてるスペースで釣りするしかありませんが、バスがどこにでもいるわけではないのである程度は魚がいるであろうエリアは絞らないといけません。
ここで本来のプラクティスで掴んだ情報を元に組み立てますが、あまりにも情報が少ないのでエリアを絞ることも難しくなります。
今回は増水傾向にありバスのポジションはずっと変わっているはず。
ただバスの場合は自然界の状況変化にすぐには対応できない体の構造になっているのですぐにレンジ移動というわけにはいきません。
では、エリア的に縦の移動というか、増水中に対応しやすいエリアに留まることが多くなる傾向が続きます。湖が安定するまで。
どういう場所を選択するかはご自分でお探しください。
次にレンジ。
プラをほとんどやっていないのでディープは切り捨て。
まずやる時間がありません。
状況的、季節的にも3m以内で勝負して問題ないと攻めるエリアを絞りました。
いろんなことをやると集中もできないですしね。
次に地合い。
さて、地合いとはどうやって起こるんでしょうねww
トッププロに聞いても多分答えれる人は少ないでしょう。
私はこの答えを答えれた人を知りません。
俺知ってるぞ!という方私と密に話しましょう♪
え?私が知ってるのかって?
どうでしょうね、多分答えに近いことは知ってます。正解かどうかは地球、自然界に聞かないとわかりませんけどねww
さて、また脱線しましたが、これは地球規模🌏での話になるのでこれもご自分でお考えください。
今回の北山湖戦では計算上地合いが起こるタイミングは一度きり。
これを逃すと釣るのは至難の業になるでしょうね。
この日は朝一に起こると予想していたので思っていたポイントに入りたかったのですが、人が入っていたため断念。
まぁ同じエリアだと同じタイミングで地合いが起こることが多いので仕方なく空いているポイントで♪
まぁ答えはすぐに返ってきましたね。
すぐ釣れました♪
ここではルアーセレクトになります。
増水傾向でサーモクラインがハッキリとできていることから縦系のストラクチャーのバスはサスペンドしていると予想。
レンジもちゃんと調べましたよ♪
狙った層は1.5mレンジとプラスα。
そこに今回はイモグラブの誰もやらないリグで釣りました。
リグはまだテスト段階で自分のモノにまだ完璧にしていないので練習中なのですが、ほとんど完璧に近いくらい使いこなしていますね。
次にルアーのリトリーブスピード。
これもすごく大事で早くても遅くても食わないと思います。
その日によって違うのでなんとも言えませんが遅くもなく早くもないスピードですww
このルアーの持ち味はなんといっても集魚力。
半端なく魚を呼び寄せます。(心配しなくても自社ブランドであることはありませんww)
これも釣れる確率を最大限に引き上げています。
この日の北山湖の状況を完璧かどうかはわかりませんが、イメージ通りにそして狙って釣るという行為はなかなかできません。
しかし、これができるとしたら一人抜け出せるのではないかと以前から思っており最近は実行できてます。
さて、ここまで書いてみると事前にいろんなことを考え、同時にいろんなことをしています。
どれか一つとして欠けても釣れません。
しかし、そこまでやれば釣れるという事実も実証してます。
湖にバスがいる以上釣る。が、プロとして求められることかどうかはわかりませんが、私は釣り人として釣りに行ったら必ず魚は釣る!です♪
私は釣り人であり釣りが大好きで魚が大好きです。
魚の生態や自然界のことなどを知ることが魚を釣る最短距離だと信じています。
いつか私の意思を理解し後世に繋げていけたら良いなと思ってます。
マニアックな若者待ってるよww
私の知的財産がいつか釣り業界を変えるきっかけになれる日が来るといいなと思う今日この頃でございます。
長文になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございます。
最後に今回のタックルを書いておきますのでご参考までに♪
タックル
①
・ACES62SUL+J
・東レ エクスレッド4lb
・クリーピーエッグ34のイモ仕様(リグは秘密)
②
・ACES62SL+J
・PEライン、リーダー東レ エクスレッド12lb
・スキッドファイヤー3インチ
JB九州第1戦 遠賀川
さてさて、JB九州第1戦へ出場してきました。
開幕戦の舞台は遠賀川。
プリプラの段階からエリア、釣り方がハマっており意外と簡単に魚に触ることができていた。
試合当日は満月の大潮。
それを想定して大潮のタイミングで練習もしており、魚の動きもよくわかっていたので試合までの天候と水温が気になるところだった。
時間帯やいろんな外的要因などでオスとメスのさしてくるタイミングやポジションと釣り方の違いはあるもののそれらに対応はできていたのでプラクティスはほぼ完璧に終えていた。
気になる今回の内容は、試合は大潮とあって狙うはもちろんぷりぷりのウエイトの乗ったプリスポーンバス。
そして今回は今年一番BIGが動くタイミングかなと♪
いわゆる世間でいうXデー。
前日からの雨もあり試合はビッグなウエイトも予想していたので狙うプランはピンにさしてくる戦艦空母級のプリスポーナー。
当日は必ずそのタイプの魚は食い渋る?というか特徴というか?なのでバイトもギルみたいな前アタリがあるのだが、それを食わせる必殺技が今回プリスポーンのバスを釣るためのキー。
しかし、その必殺技はロッド、ライン、リグ、もちろんウエイト、ピンのロケーションや入って来る角度、水の流れ、食わせる場所などなど、全てのものが揃って初めて口を使う。
プラでも簡単に釣れてるように見えて実はエグいことを同時にこなしている♪
その中でも一番気を使うのはロッド。
ティップの違和感がバスに伝わった瞬間ルアーを吐く(大潮のナーバスのとき)ので毎度毎度悩まされる。
大人の事情があるので公開はできないが、いつかこれも公開していきたいですねww
遠賀川の状況だが今年は季節感がとても早い。
通常だとまだ防寒着を着て練習や試合はしているが今年はパーカーで大丈夫なくらい暖かい。
まぁこんだけ気温と水温が上がればそうなりますが、バスの動きも早くすでに目が覚めてますね。
ところでデカイの釣りたいなら今ですよww
目が覚めるとルアーを認識するのが早くなり釣れなくなるので、クランクで釣りたい!デカイの釣りたいって人は今ですww
私のSNSでも魚の目を隠していたと思いますが、お気づきになりましたか?
さて、あれはどんな意味があるんでしょうねww
ちなみに私は魚を見ただけでどんなタイプの魚なのか、その魚の一週間前まで餌を食べているかとかなどなどいろんな情報を得ることができますww
僕に魚を見せるときは気をつけてくださいねww
見抜かれてますよ♪
冗談ですww
いや、ホントですww
で、今回大会は産卵行動に入るか入らないかでレンジや釣り方が変わるのですが、祭り!は前日から雨が降ったのでないと判断。
日本の釣り業界だと春の雨が引き金になって産卵に入る!とか言ってますが、絶対そんなことはないですww
お魚さんはそんなにお強くありませんのでww
言ってる意味がわからない方は、、、
お勉強しましょう♪
そのためにタックルは準備してましたよ♪
もちろん巻き!の展開を考えてました。
が、やめました。
考えていた通り当日はシャローにはさしてこなかったのでプラ通りの展開を試みた次第でございます。
次の潮のタイミングかその次くらいには今年は産卵行動に入ると思われますね♪あくまでも予想ですが♪
それでピンでのプリデカバス狙いにしました。
が、本来なら私のポイントにさしてくるうろちょろしてるバスを周りで釣られて指をくわえて見てるだけというね、とても残念な展開になってしまいました。
魚の行動がわかるが故に動こうにも動けない歯痒さを今後に活かしたいと思います。。
スピニングタックル
・ACES 62SULP+J ×2タックル
・東レ エクスレッド4lb
・DS、ジグヘッド
大晦日
さてさて、お久しぶりの更新となりました。
バス釣りには行けておりませんが、家ではアルミボートのデッキをやり直したり来年の事業のための準備をしたりと大変な日々を送っております。
そして今日は家の大掃除。
まずは家を綺麗にして年始を迎えることも大切かなと♪
さて、大晦日ですね!
歳をとると共に一年が早くなっていく感覚はなんなんですかね?
まぁ生きているうちにやれることはやっておきたいなと日々思っておりますww
今年は大きな変化の年となりました。
これから先を読むのに大きく変化したことによって予測が難しくなりましたね。
早くコロナ禍が落ち着いてくれることを願うばかりです。
今年も皆様には大変お世話になりました。
来年も変わらずよろしくお願いします。
legare design(レガーレ デザイン)
釘﨑誠治
JB九州第三戦遠賀川最終戦
さてさて、JB九州第三戦(延期になったため入れ替わりました)遠賀川最終戦。
年間がかかった大事な大会でしたが、ホゲました(ToT)
まさか遠賀川で二戦連続外すとは夢にも思わなかったし、前回の試合からもずっと練習したので正直とても悔しいです。
この時期にはなかなか大会はないですが、この悔しさを来年に繋げていきたいと思います。
今回優勝した加藤プロ。
遠いところからの遠征は大変でしょうが、報われた瞬間でしょう!
彼はとにかく釣りがうまい!
賞金はペットのエサ代になるみたいですがww
おめでとうございます㊗️
そして気になる年間は!
マツキチクランクの生みの親でもある松吉プロ!
とにかくこの方は努力の人!
最後に年間を獲るところはさすがです!
松吉プロの努力を知ってるからこそチャプターも含め年間タイトルを獲ることはとにかく嬉しい。
本当におめでとうございます㊗️
今回は私の方が年間のチャンスだったのですが、最後に決めきらないところはまだまだ修行が足りないと実感してます。。
さて、多分これで試合は全て終わりの予定です。
バスプロ選手権の権利はあるのですが、いろんな都合で行けるかわかりません。
ということで、モヤモヤが溜まってますので近々釣りには行く予定ですww
では〜♪
遠賀川で練習開始
さてさて、秋ですね!
何かと忙しくて一日があっという間に終わっていきます。。
そして今日から遠賀川で練習開始です。
昼からの出船となりましたが、風が強く下流へは断念。
スロープ近場から念入りに探ってやろうとネチネチ攻撃ww
するとキーパーあるかな?ってバスがこんにちはしてくれたのでご挨拶してお別れ。
バイトはちょいちょい取れたので、なんとなくバスのレンジがわかってきた。
タックルをあれこれ変えたりしていると時間が経ちますね。。
やっとこさ釣れたのは、
このサイズ。
ダメダメですな…。
明日も頑張ろうww
・ACES66CMLP+J
・東レ エクスレッド 8lb
・ヘビダン
・サイトマスター
・夕方寒いのでFoxfireストームトレーサージャケット
では〜♪
今日から遠賀川で鬼練習!
さてさて、今日から遠賀川で鬼練習です!
はっきり言って、
釣れねー!ww
まぁ毎年のことなんですが、それでも釣る方法をなんとか絞り出してやろうとあの手この手の引き出しを出すも無。。
釘﨑家の最終奥義をくり出したらあっさり釣れ、なるほどなと。
でも、んじゃこれでしょってことでkugiラバ投入!
遠賀川のバスもkugiラバが大好きみたいです♪
残念ながら試合では使えないので、試合で使えるやつ帰ったら作ろ♪
どちらも良いところに針掛しておりフック強度も🆗
塗装も🆗
バランスも🆗
根がかり回避率も最高🆗
釣果も🆗
と、もう出しても良い感じ♪
まぁフレアジグに関してもマニアですからねww
さぁ、釣りはよしとして、明日からは魚探とにらめっこやな♪
遠賀川のバスをどうやって仕留めてやろうか楽しみですな♪
では〜♪
ベイトフィネス用kugiラバプロトタイプのテストで芹川ダムへ
さてさて、暑い日が続きますが熱中症には気をつけてくださいね!釣り人は夢中になると水分を取らない人が多いのでご注意です!
さて、昨日はプロトタイプのテストで芹川ダムへ行って来ました。
今回のプロトは、
ベイトフィネス用のkugiラバ!
もちろん少し重めのセッティングにしてあり、従来のkugiラバとはまた違う味付けにしております♪
どちらかというとラバージグに近い感覚で使えるスモラバって感じですかね!
スモラバの持ち味はそのままにしてフィネスで使える使いやすい仕様にしてます。
なぜこのベイトフィネス用を作ったかというと、現行モデルのkugiラバはスピニングタックルで使用することを推奨しております。
どうしても魚を掛けることに特化しているファインフックを使っているのでベイトで使ってガチコンフッキングするとどうしても伸びます。
ですのでスピニングタックルを推進しているのですが、もう少しプチストロングなものが欲しいと思い作ったのがベイトフィネスでも使えるモデル。
実はkugiラバを作ったときにすでに作っていたのですが、そこまでベイトで使っている人がいなかったんですね。
ベイトフィネスが流行り始めたのがここ数年前でしたのでスピニングタックルで使うことが多かったということもありそんなに気にしてませんでした。
まぁぶっちゃけlegare design(レガーレ デザイン)の第二弾作として用意はしていたということですね♪
テスト舞台は芹川ダム。
最近の芹川ダムは非常に釣るのは難しい感じなんです。
ちゃんとしてあげれば(レンジやルアーセレクト、使い方など)釣れるのですが、トップの水面から深いとこでは15mまで魚がいる感じでどの魚をどうやって釣るか、がキーになります。
それぞれ釣り方が違い、魚もルアーをセレクトするので釣るのはそこそこ難しいです。
今回はミドルレンジの中層に浮いているやつからディープエリアのバスに的を絞りました。
どのエリアもカレントがキーになっており、レンジや地合いのタイミングが日によって変わります。
カレントと言っても複雑で、ここで書くと論文並になるでしょうから控えますww
ようは水温がキーになるのですが、それだけではなくダムの放水の開閉、そして風などが大きく関わっています。
ダムの放水を止めた瞬間湖流が逆になったりするので身体の構造上バスは大変でしょうねww多分ww
ワカサギ達はそんなバスをフフッと笑いながら泳いでる感じがしますがww
エリアによってバスは多いところと単発とわかれますが、多いところでいかにデブなやつを引き出すかが楽しい感じですかね♪
なかなかブーちゃんバスは動けるやつと動けないやつとがいるのでこれも若干釣り分けるのも楽しさかなと♪
これらのタイプをどうやって釣るかですが、今回のプランはミドルレンジの中層に浮いているやつをジグヘッドのミドストやフレアジグのスイミングやリアクションで食わすというもの。
ディープレンジのやつは少し重めの同じリグで対応しました。
ミドルレンジの小規模エリアにリンクしているバスは比較的釣りやすいのでまずはそいつらから♪
ジグヘッドやラバージグでやるもののショートバイトで終わり反応がイマイチ。
スタッフ女性にベイトフィネス用のクギラバを付けてもらい適当中層引きという必殺技を試すww
速攻竿曲がっとるしww
私:何mで釣れた?
スタッフ女性:わかりません!
私:ごめん聞いた俺がアホやったww
という会話のあと彼女はボコりまくりww
明らかにハマってるww
検証すべくすぐ違うスモラバに変え試させる。
その間私がスタッフのタックルを借りお互い検証。
するとすぐに私に来た♪
スタッフは釣れず、使い方ではなくルアーが完全にハマっていると判断。
しかも、デカイやつから釣れる♪
さすがABF(アトラクト ビッグ フィッシュ)♪
デカイやつを引き付けるという意味で付けた名前ですが、その名の通り釣果は満足いくものとなりました。
もちろん数も釣れますよ♪
その後も、
スタッフはとても満足したみたいでしたww
まだ初期プロトなのでこれからまだ形にするのは時間がかかりますが、なんとか形にしていきたいと思っております。
legare design(レガーレ デザイン)は女性でも子供でも初めて釣りをした方にも釣れるルアー作りをコンセプトにしております。
ずっと釣れ続くルアーを追求して簡単にバスを釣ってもらえるよう私の経験と知識を凝縮したルアーを一つ一つ作っております。
ですのでルアー一個作るのに非常に時間がかかり、ご迷惑をお掛けしてしまうかもしれませんが使った方に絶対釣ってもらいたい気持ちはどのメーカーにも負けません。
なぜならどのメーカーも私みたいなルアー作りをしていない(絶対できない)からです。
メーカーとして一個一個ルアーを作ってコスト無視で売ることはできませんからね。単価の安いものは特に。
はっきり言って利益どころか赤字なので誰もこんなことはしません。
でも私が作ったルアーでお客様が釣った喜びのご意見を聞く喜びを私は知ってしましました。
妥協せずに追求し納得いくまでとことんやり形にする。
はっきり言って商売としてはダメでしょう。全く利益がでませんから。
しかし、私が作ったルアーで釣り人が喜んでくれる。少しでもアングラーの役に立ちたいという気持ちだけでルアーを作っておりますのでそれ以上最高なことはないと思っております。
商品のラインナップを増やすことは今後難しくなっていくのは明らかですが、
私は出来る限りのことはやりたいと思っております。
釣りは楽しむもの♪
です♪
今回のタックル
・GW66CLJ(ベイトフィネススペシャル)
・エクスレッド 6lb
・サイトマスター
・kugiラバプロト ベイトフィネスモデル
では♪