花畑の真ん中で 大便を食べていたら どう思う? | 今日も世界は美しい

花畑の真ん中で 大便を食べていたら どう思う?

『やはり、一人なのだな』




穏やかな、日曜日。
僕は、そう感じてしまいました。



久しぶりだな、この感覚。
深い海の底で、
膝を抱えているような。
窓の無い部屋で、
ぽつんと立っているような。



大好きな人間の心に、
忌むべき“白さ”を見てしまった時。
寄りかかっていた存在が、
ハリボテですらなかった事に気がついてしまった時。
綺麗な花が咲くと信じて水をまいていたのに、
それは、
ただの砂の海だったと知ってしまった時。



置き去りにされたような、孤独感。
透明人間にされたような、孤立感。



この白い世界で。
君とだけは、

仲良しになれると思ったのだけれど。
君とならば、

花が彩られている理由を見つけられると思ったのだけれど。



そういえば、十代の頃。
よく、そう感じる時がありました。
懐かしい、この感覚。
胸の内側が、煮えるような。
心の外側が、凍りつくような。


また、戻ってしまったね。



憎しめばいいのか。
総て、壊してしまおうか。





まぁ、仕方ないにゃあ。
毎年2月は、こんなもんだ。
かかって来い、絶望。
絶対、勝つ。



4月には、総てが変わる。
きっとコレは、オセロに似たゲーム。
時が満ちたら、
盤面は、

一気に、

黒く、

彩られる。
もう、準備は始まっているさ。
誰にも、知らせていないだけ。


奇跡は待つものじゃない。

それは、創るもの。




“不平等なモノトーン”



今日も世界は、美しい。

雨と共に落ちる涙なんて、君には見えないだろう?



君には、歌いたくなかった。

君にだけは。