ナイト・レンジャー② | 札幌相続サポートオフィス☆司法書士ブログ

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札幌の司法書士が、主に60年代から80年代の洋楽・邦楽のROCKについて気のおもむくままに語っていきたいと思います。

前回、ナイト・レンジャーの最高傑作はセカンドの「ミッドナイト・マッドネス」だろうと述べたのですが、ファーストアルバム「緊急指令N.R」もセカンドに劣らぬ傑作です。

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むしろ、インパクトはこちらの方が上かも知れません。

なにせ1曲目「ドント・テル・ミー・ユー・ラヴ・ミー」のイントロが、シブガキ隊の某曲のイントロそっくり、いや、全く同じなのですから。

初めてこの曲を聴いた当時はぶっ飛びましたね。

正直言って、自分の耳を疑いました。


そういった話題は別として、「ドント・テル・ミー・ユー・ラヴ・ミー」はブラッド・ギルスとジェフ・ワトソンのギターバトルをフューチャーした出色の出来の曲です。


ナイト・レンジャーの特徴をずばり一言で言うなら、ツイン・リードギターにツイン・リードヴォーカルということになるでしょう。

しかも、ギタリストは2人ともスーパーギタリストだし、ジャック・ブレイズもケリー・キージーも素晴らしいヴォーカリスト。

「緊急指令N.R」は、そんな彼らのフレッシュな魅力が凝縮された好アルバムです。


バンドは、セカンドの「ミッドナイト・マッドネス」をピークに徐々に下降線をたどるのですが、その間にサントラに曲を提供したりもしてました。

印象深かったのが、あのマイケル・J・フォックスが主演した「摩天楼はバラ色に」です。

今となっては珍しい、たわいのないサクセス・ストーリーのコメディーなのですが、当時は結構楽しめました。

で、映画のテーマ曲に使われていたのが、ナイト・レンジャーの「シークレット・オブ・マイ・サクセス」。

映画にぴったりはまったゴキゲンな曲です。


ナイト・レンジャーをきっかけにハードロックの世界に目覚めた私にとって、思い入れのあるバンドの一つなのです。