佐藤美佐子です。
おかげさまで
9/15(日)に
「清涼 仮装現実~仮、はじめました~」
公演全行程を無事に
終了することが出来ました!
たくさんのご来場、ご声援、
本当にありがとうございました!
お席がぎゅうぎゅうになってしまうほど
お客様が駆けつけてくださって…
感謝の気持ちでいっぱいです!!
ありがとうございました!
皆さん、
いっぱい笑って泣いてくださって…
お帰りには 満面の笑顔で
「おもしろかったよ!」って。
夢のようでした。
この作品は、
大人になったオンナノヒトの
ジンセイのジッカン…
たぶん、どんな人でも、
フツウに心にしまいこんでいるようなことが
‘仮’という状態を借りて
ちらっと、ぺろっと、
そして、どんどんと、
見えきてしまうような…
でも、それでも!
「ま、いろいろ大変だけどサ、
明日もとりあえず
がんばってみますかね?」と、
なんだか久しぶりのお友達に
連絡してみたくなっちゃったな、
というような…
そんなふうに感じていただけるようなものになったらいいな、と願って
力を合わせて作りました。
「どこからどこまでが台本?
ずいぶんアドリブで、
即興で、しゃべってたよね。」
というご感想を
本当に多くいただきました。
実は、
全部、台本です。
脚本の後藤さんが
何回も、私たちとの飲み会に付き合ってくださり
姦しい三人の話から
取材してくださり…
稽古初日までに
書きあげてきてくださったものが
ほぼほぼ元で、
後藤さん含め全員で
20日間以上ディスカッションして…
その後の稽古の中でも、
そこここで 出てくるアイディアも
丁寧に掬い上げていただいて
出来上がったホンを
きちんと、その通りに
演じていました。
毎公演、
ほぼ同じ分数で終わってもいたんです。
これは、
とても嬉しいご感想でした。
まさに、そういう演技に
チャレンジしてみたかったのです。
「やっぱり猫が好き」、
「片付けたい女たち」、
「すいか」、「かもめ食堂」、
矢野顕子「David」、「キャッツアイ」、向田邦子…etc
ずっとずっと大好きでいて
自分の
血となり肉となってしまったものを
とにかくとにかく詰め込んで、
「やってみたいと憧れていたこと」を
やってみたい!と。
お客様にもご一緒に楽しんでいただけるものにしたい!
喜んでいただきたい!…と。
でも、
その憧れは
私ごとき、
どう形にしたらいいのかなんて
手段も能力も何も持っているわけもなく…
というか、
‘どう形にしたらいいのか’という
発想すら なかったかもしれません。
くみさん。(清水久未さん)
さちほっち。(谷口幸穂さん)
この 二人と、
うっかり、
(でも、実は、とても必然的に。)
「三人で、三人のやりたいこと、
やってみる?!」なんて、
こんなご縁になってしまう展開が
なければ!
きっと、いまだに私は
そんなことを
ただただ夢想しているだけの
夢見るアラフォー少女のままだったでしょう。
そして、
私にそういう想いがあったように
きっと、くみさんには くみさんなりに。
さちほっちには、さちほっちなりの。
それぞれにそれぞれの想いがあって
そのタイミングが合っていた…
そんな縁のあった
三人だったのだろうと思います。
Kuchico!
感謝です。
二人からは今回、
全然知らなかった世界観や、嗜好や、
新しい発見と刺激も受け、
たくさん勉強させてもらいました。
そして、
そんな姦しい女三人に 丁寧に寄り添い、
ひとつひとつ掬い上げて
形にしてくださった、
脚本・演出の後藤博之さん。
現場でのセット設営も
一身に背負ってくださり
さちほっちの考えてくれた
ステキなセット美術プランに
たくさんの工夫をこらして、
益々、効果的にしてくださいました。
(私はその意味では一番ゴメイワクをおかけしたかもしれません(>_<)!)
なんなら、
作・演出ができる人間がいることだし、
この三人でオリジナル作品をつくってみよう!と
組んでみたユニットでしたが
様々な物理的事情で、
やはり、
どなたかにお願いすることが得策だね!
ということで、
さちほっちが長年のお知り合いだった、
後藤さんにお願いをしてくれて。
そこに、
もちろん、Kuchico!さちほっち の
作家的・演出的クリエイティビティも発揮され、
素敵に融合されていきました。
結果的に、
三人に対して、
ちゃんと
適切な距離を保ってくださる方が
一人、いてくださったことが
とても良かったんだと思います。
加えて、
現場を支えてくださった
プロフェッショナルなスタッフさんが
良い空気をつくってくださり
支えてくださいました。
照明さんは、
Kuchico!三人が出会った、
「マジックアワー」という舞台の主宰の
宮元多聞さんにご紹介いただいた、
早川和行さん。
音響さんは、
佐藤が かつて客演させてもらった
「Vector」(613)という作品で
お知り合いになった、多田トモコさん。
受付やお客様の誘導や
お買い物等々をお手伝いしてくれた、
やはり「マジックアワー」で出会った、
出羽晋介くんと、
やはり、「Vector」で知り合った
宮ちあきちゃん(613)。
いろいろなごムリを
申し上げたにも関わらず
このような こじんまりした公演に、
皆さん 快くお引き受けくださり、
なんならお申し出てくださり、
惜しみなく
お力をお貸しくださいました。
これも まさに、
ご縁の賜物なのだな、と
本当に大感謝です!!
そして、
宣伝撮影の三宅英正さんや、
稽古場取得にご協力くださった方々や
衣裳や撮影にお力添えくださった方々や
楽器を貸してくださった方々や
チラシの折込や、
とにかく予定をおさえておいて!など…
そして、
会場 『青の奇蹟』のスタッフさん!
本当に、
たくさんの方のお力をお借りしました!
ありがとうございました!!
それにしても、ネ。
くみさんは、ずっと小劇場界で
劇団を組んだりしてきて
さまざまな制作的実務を
こなしてきた人ですし、
さちほっちは、
劇団3○○で叩き込まれて、
その後、自身でも主宰しているような人ですが
佐藤は、
これまでは、
呼んでいただいてご要望にお応えする、ということで
演劇をしてきた人間ですので
今回の、
ユニット結成に参加するという初めての経験も
本当に勉強になりました!
ゼロからの
オリジナルのものづくりの大変さを
身を持って実感!
知らなかったことが、いっぱい!
これまでお世話になってきた劇団さんへの、敬いの気持ちを
新たにしたというものですっm(__)m!!!
イヤハヤ☆
公演本番の為に準備をし
公演本番の為に稽古をし
そこへたどり着く為に
歯を食いしばって
ピッチなんて気にしていられないから
高山病になりながら
山を登ってきたというのに…
やっと立つことができた
その夢の目的の場所にいられる瞬間は
こんなに短いって、
どういうことなのさっ?! (笑)
「え?マジで??
ほんとうに、
やりたいと想っていることを
やっていいの?」と、
引き出しを開けまくったら、
ちゃんと、
いろいろ しまいこんであったもんで
それらを掻き集めて!
呑み屋で (笑)
みんなの前でプレゼンしたのが
もう、遠い 遠い 昔のようです。
各方面に
たくさんご迷惑をおかけしました。
反省点も多々あります。
心に留め置かねばならないことは、
いくつも。
でも、
やって良かった\(^o^)/
素直にそう思えることが嬉しいです。
みなさんのおかげです!
お越しくださった皆様、
ご声援をくださった皆様、
そして、関わってくださった皆様に
大感謝です。
ありがとうございました!
またお目にかかれる日を楽しみに…!!
佐藤美佐子
http://ameblo.jp/satoumisako/