気になる未成線 京王相模原線橋本~相模中野(その2) | kubodiのちっとも新鮮でないネタ

気になる未成線 京王相模原線橋本~相模中野(その2)

いよいよ相模中野の駅予定地だったといわれる場所に迫ります。
 

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国道413号や津久井街道から少し離れると、もうそこは山肌ともいうべきか。道路も坂になっていますし、建物も斜面から滑り落ちないよう踏ん張っているような、そんな印象を持ちました。

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ここが相模中野駅予定地です。現在は京王電鉄の系列会社である京王不動産の駐車場として使われています。

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この場所も元々は斜面だったと思われ、平らに均したためか段差ができています。

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駅予定地の向かいは畑になっています。周辺は畑があったり、戸建住宅が建っていたりで閑静な印象です。

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橋本寄りから相模中野駅予定地を望む。
もし新線がここまで延びたとしたら、高層マンションやオフィスビル、大型デパートなどが立ち並び、周囲の山もそれらによって姿が隠されていったのでしょうか。

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また駐車場が現れました。鉄道が走っていない地域では多くの世帯がマイカーを保有しているようです。逆にマイカーがないと外出に不便をきたす場合が多いようです。
中野地区ではバスがフリークェント運転していていますが、渋滞に巻き込まれず順調に走っても橋本駅まで20分以上かかるようです。この時間を長いと見るか短いと見るかが、マイカーを所有するかどうかの重要な判断基準になっているのかもしれません。

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ところ変わって森戸地区。
県道513号鳥屋川尻線がヘアピンカーブを描きながら高度を稼いでいます。
京王の線路はこの周辺を通る予定だったようですが、急峻な地形をどう克服しようとしていたのか、気になるところです。

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森戸地区にあるバス停の時刻表です。
「その1」でご紹介した橋01系統に比べると本数が少ないのが一目瞭然。日中に3時間近くバスが来ない時間帯があります。
しかも、ここを走るバスは津久井地区を環状に走るもので、橋本駅など、鉄道駅へ行くには別のバスに乗り換えが必要です。こうなるとさらにマイカーが手離せないような情勢になるのではないでしょうか。

 

「その3」ではさらに歩を進め、気になる場所を巡ってみたいと思います。