▷12月17日(日)
あっという間の6日目。
44次派遣の最終日。
神戸に帰る日です。
この日は朝活として、朝から全員で城山へと向かいました。城山は大槌を一望できる場所です。
<白く染まった大槌町。城山からの景色です。新しい家が少しづつ増えています。>
朝活の後は6日間お世話になった浪板交流センターをみんなでキレイにしました。お世話になった館長さんに挨拶をし、感謝の気持ちを伝えます。
そしていよいよ、帰路につきます。神戸までの道のりは長いようであっという間で、21時すぎには神戸空港に到着しました。
事故もなく、全員が元気に神戸に戻ることができて良かったです!
それでは、活動を終えて、ここまでの6日間を振り返った感想をメンバーに聞いてみたいと思います。
まずは初参加の方の感想です。
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活動最終日は、朝出発前に6日間お世話になった浪板の交流促進センターを全員で掃除しました。いろいろとご迷惑をおかけした面もあったと思いますが、出発するときには館長の野崎さんからまた来てねというお言葉もいただき、結果として意味のある活動ができたのかなと思いました。全員で集合写真を撮って、センターをあとにしました。
帰りの道中も雪でしたが、時間的にも余裕を持って仙台空港に着き、全員無事に神戸に戻ることができました。ずっと運転してくれたドライバーの2人本当にお疲れさまでした!
今回私は初めての派遣参加でしたが、行ってみて住民さんが予想以上に楽しみにしてくれていて、ボランティアというのは思っていた以上に意味のある活動だなと思ったし、今後も続けていくべきことだと思いました。だからこそ余計に、今後は住民さんのニーズをしっかり把握し、自分たちにできることは何かをしっかり考えていく必要があると思いました。
参加できて本当に良かったです。今後も何らかの形で、ボラバスや東北に関わっていけたらいいなと思います。
国際文化学部 4回生 竹内真夏花
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最後に、この釜石班のリーダーに、感想を聞いてみました。
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僕が初めて東北ボラバスの派遣に参加し、釜石・大槌・山田の地に関わってからちょうど1年が経ちました。行く回数を重ねるたびに土地勘もつき、顔見知りの方も増え、この地のことがどんどん好きになります。自分の家から電車一本でスッと行ける距離にあったらどんなにいいだろうなぁ、そんなことも考えてしまいます(笑)
でもいくら土地と人のことが好きだとしても、僕たちはあくまで“ボランティア”。
「誰のために、何をする団体か。」
チームのメンバー各々の考えや想いを大切にしながらも、それを現地の住民さんに押し付けてしまうようなことは決してないように。自分たちの活動を見つめ直し続ける姿勢は忘れず、今後とも大好きな仲間と力を合わせながら大好きな東北に、真摯に関わり続けさせていただきたいと思います。
今派遣も、活動をするにあたり多くの方に大変お世話になりました。班を代表しまして、心から感謝申し上げます。これからも神戸大学東北ボランティアバスプロジェクトをよろしくお願い申し上げます!
経営学部 2回生 福島悠
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活動を終え、初参加者も経験者も関係なく、このように『関わり続けたい』と感じたことは、とても大切なことだと思います。
次に行けるのは3月。
今派遣で得たことを活かして、これからの活動をより良いものにできるように、神戸でも出来ることをしていきたいと考えています。
リーダーからの言葉にもありましたが、この派遣を行うにあたりお世話になった方々、派遣中に出会ってくださった方々、本当にありがとうございました。
そしてこのブログを最後まで読んでくださった方々にも、心からお礼申し上げます。更新が滞ってしまい、すみませんでした。
少しでも参加者の見て、感じたものや、東北の『今』について伝えられるものになっていれば幸いです。そして欲を言えばこのブログを読んで、1人でも多くの方に東北について興味を持っていただければと思います。
現地の方の為に少しでも出来ることがある限り、『関わり続けたい』という気持ちを胸に、私たちは東北に、釜石大槌山田に、行き続けるでしょう。
今後とも神戸大学東北ボランティアバスプロジェクトをよろしくお願いします。
第44次派遣 ブログ担当
発達科学部 2回生 松下いぶき
<お世話になった浪板交流促進センター前にて、館長さんとメンバー全員で写真を撮りました。>
HP:https://ku-tono.amebaownd.com