ブログの更新が遅れてしまい、このブログを楽しみにしていてくださった方には大変申し訳ないです。


遅くなりましたが、活動3日目の参加者の声です!


1215日(金)


この日は活動3日目、山田町の集会所活動で、お茶っこや足湯、カレンダー作りを行いました。


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今日の活動は山田町。

自分にとって初の山田町活動は想像以上に活気ある活動となった。談話室には10人前後の住民さんが集まってくださり、新しい住民さん同士の繋がりも形成されたようであった。


また、集まっていただいた住民さんは仮設住宅にお住まいではない住民さんが多く、ニーズの可能性を強く感じた。対象を仮設住宅に限ることは“支援者”として赴くエゴである。何か不安な思いを抱えている住民さんに対し微力ながらも対等な関係性の上で力になりたいと考えている自分としては、この限定条件が不適切だと痛感した。


具体的なニーズは若者の介入のあるイベントで、それは即ち普段言えないことを言えるような関係性の存在である。


今回自分が行った活動を振り返ると、ゲストではないものの提供者の様な印象が強い。対等な関係となるにはまだまだ個人的にも未熟である。もっと色々な本を読まねば!今後は団体としても、現地に必要とされる団体となる為、成長を促せるような存在になりたいとも思えた活動日であった。


理学部 2回生 玉置弘憲


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<住民さんたちが学生と一緒に作ったカレンダーです。様々な装飾がされていて、個性豊かな出来上がり!>


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午前と午後の2回に分けて活動しました。


今日は、気がついたことが一つあります。


「みんなでワイワイする楽しい時間」と「住民さんが自分の抱えているものを吐き出してくれる静かな時間」とは共存できないということです。


クラフトをしてみんなで笑いながら自分オリジナルの動物カレンダーを作る時間と、お茶っこや足湯でほっこりしながら普段は言えないような悩み、伝えたいことをお話ししてもらう時間は対極にあるんじゃないかと思います。


クラフトを作って住民さんと打ち解けた後、ゆっくりお茶っこでお話しするなど、私たちはしっかりメリハリをつけた雰囲気づくりを意識していかないといけないなと思いました。


プログラムの内容や時間はもちろん、学生の人数、役割分担、住民さんと対面に座るのか横に座るのか、1つ1つの相槌など細かいところにも気を配っていきたいと思います。


発達科学部 3回生 上岡咲紀


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44次派遣での、仮設住宅での活動はこの日が最後でしたが、ボラバスとしてのこれからの活動をどうして行くのか。どういう気持ちで、形で、住民さんに接するのがいいのか。


各々が考える良いきっかけとなるような、そんな1日だったのではないかと思います。