K&T Modern Vintage Guitars Blog
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お久しぶりです。


多忙でなかなか書けない日が続きすぎ、

今日は私の製品ユーザーを一部のみ

挙げた御報告。


揃い次第他のユーザーさんも挙げよう。

動画もぽつぽつ揃ってきます。




随分久しぶりに此処に書くが

もう3年近く前に出願したパテントが

認可された。類似案件が幾つか

出ていたので審議にかなりの時間を

要したのだが、私の独自性が完全に

理解されての認可となった。




ピックアップのように数十年も前から

そのシステムが殆ど確立されている

ものに新たなフィールドを築けたのは

常日頃、御愛顧いただいている熱心な

支持者の方々のおかげであり、ここに

感謝を申し上げたい。




新たなシステムによる製品は多分年内に

発表できるはずなので、暫時お待ち頂きたい。




モダンな新製品はそう言う生産計画。

そしてヴィンテージタイプにも色々と

新機軸を少量生産ながら用意した。




24セット分しか現状では入手出来なかった

極めてレジスタンスの高いエナメルワイアーに

CABボビンと長時間直流着磁マグネットを

使用したハムバッカーである「IMD」が今月

発表になる。従来通りの高域特性、損耗の

少ない低域特性に加え、濃密なミッドレンジが

特徴である。




コイルの入手が困難を極めているため、

次回の製造は早くても来年となってしまう。

見掛けた際には一度試奏して頂きたい。

規格違い

久々に難儀な仕事が来た。ユーザーが欲しているのは

PAF系、それもかなり細密なキャラクターなのだが

通常のハムバッカー用部材が一切使用できない。


なんでも高額で特殊なPRSのギターなのだが外形も

内部、そして材質までもがPAF系とはほど遠い。





治具も使えない角形のボビン。加えてPAF系には

必要不可欠なジャーマンシルバーではなくブラスの

ベースプレートときた。


熟考の上写真のようにベースプレートをある程度

エレクトラに切削してもらい細部を私が施工した。





一日かけて先ほど完成。いやあ、ボビンと

ポールピースくらいしか元パーツを使用してない。

指は火傷してるし散々だねえ。


とは言え、ヘヴィーユーザーさんのご要望に

お応えできたので一安心だ。


今夜も酒が旨かろう。

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