1月上旬、夜に訪問。先客数名、後客7名。
自宅へ帰る途中、フラッとこちらへ。
元旦に続き2日も行ったのですが、限定は売り切れてそう..
食べずに帰ったのがバレてましたw。
厨房にI店主さん、N女史さん、店員さん1名の体制。
2日間の休み明けでしたが、休みは2日間だけですか..
狙いは地鶏が変更になったこちらのメニュー。
塩味の細麺ストレートでお願い。
手もみ麺は売り切れだったので、悩まずに良かった。
値段は780円也。
少しして着ラー。
丼も朱色なのに変更されたよう..今更?
それではスープから。
芳醇な鶏油のコクがグーンと伸びつつ、キレのある塩気、
複層的でふくよかな力強い鶏の旨味が伸びていきます。
塩ダレには魚介も使われいうですが、鶏の旨味がタ~ップリ。
前回の奥久慈軍鶏&黒さつま鶏の
押し寄せてくる力強い鶏とは違う、複層的な力強さ。
ガラだと思うですが、丸鶏も使用かと思わせる丸みも感じます。
多目な鶏油がこれまた極上。
鶏油が煌めくスープは熱々で、
少しづつ味わうようにと牽制されるかのよう。
シジミも凄い良かったのですが、これも美味しいね~。
次に麺を。
麺は加水中程度の中細ストレート麺。
旨味タップリな出汁をよく持ち上げ、
しなやかで歯切れも良し。
全粒粉も使われているようで、風味も良いです。
味わいは間違いなく上等なのですが、
元旦に食べた「春よ恋」100%の麺が素晴らし過ぎ、その幻影が..
麺量は体感150程度かと。
具はチャーシュー2種、メンマ、ネギ、カイワレです。
豚バラチャーシューは、脂の入り方が絶妙。
薄味で極め細やかな肉質は、肉そのものの味わいが堪能できるかと。
釜焼きチャーシューがヤバい!
口にした瞬間、鼻腔をくすぐるチップ?の
スモーキーなフレーバーと閉じ込められた
極上な柔らかい肉の旨味が入り混じり、昇天!
こちらで釜焼きは何度も食べてますが、一番響きました。
更に別皿にも..嬉しすぎ..
穂先メンマは上品なコリシャキ感。
スクウェアな切り方のネギも風味が良く感じられます。
カイワレは茎が朱色のも有ったりで、彩りにも貢献。
あっという間に完飲完食~。
これまた素晴らしい一杯でした。
ラーメンにハマるまえですが、
前店のむつみ屋時代から時々行ってました。
顔見知りの女性がバイトしてたりしたなぁ..
完全出来合いマニュアルのむつみ屋が倒産後、一からラーメン作りに没頭。
付け変えられた看板に期待せずに入ったら、あら、意外に本格的!
あれからもう、3年ですか。
各段に進化しました。
今や行方市..いや、茨城の清湯をも代表する
お店の一つになったと個人的には思っています。
レビュー抜きで、フラッと立ち寄りたいかと。
ご馳走様でした。
限定も時々、やって欲しいですw。
麺や 虎徹
茨城県行方市玉造甲661-6
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